「Deskmini A300」を子供(小2)の自由研究にしてみた

2020-01-03

ASRockの「Deskmini A300」発売以来、息子の夏休みの自由研究に良いのではないかと考えており、今年(2019)早速実践しました。
息子は8歳(小学二年生)です。

「Deskmini A300」は正確にはベアボーンとなりますが、デスクトップ用CPUが搭載可能でCPUクーラーの取り付けなど自作PCらしい作業ができるので、半自作PCという感じでしょうか。

目次

構成

ケース Deskmini A300
CPU Ryzen 2400G(余りパーツ)
CPUクーラー noctua NH-L9a-AM4(余りパーツ)
メモリ G.Skill F4-2666C18D-16GRS(DDR4-2666 8GBx2)
SSD WD M.2 NVMe Blue 500GB(WDS500G1B0C)
Wi-Fi Wi-Fi Kit
OS Windows10 Home

組立て編

では、早速組立てていきます。
本人も初めての自分用PCに期待が高まっているようです。

なんかこの時点ではちょっと面倒くさそう?

まずは脱ぎます。

ということで、自作PCを組む上で重要な静電気防止策
「服を脱ぐ」
です。

冗談です。
服を着たまま作業を続けます。
一応ドアノブを触り放電。夏場なので大丈夫だとは思いますが。

「Deskmini A300」の箱開封

「Deskmini A300」の箱を開けていきます。
(下の子も気になるようでいたずらに来ます。)

付属のCPUクーラーは今回使用しませんが、一応中身だけ確認。

「Deskmini A300」を取り出していよいよ気合が入ってきた様子。

マザーボード(トレイ)の引き出し

「Deskmini A300」本体を開けてマザーボードを引き出します。
作業途中でネジ締めドライバを交換。

外したネジはなくさないように連結可能小物収納ケースへ入れていきます。

ネジを全て外したところでマザーボードを引き出します。
本人は「なんだこれ??」という感じのようです。

CPU取付

CPU「Ryzen 2400G」を箱から取り出します。

箱から出したところでCPUについて簡単に説明。

子「これ何?」
父「CPU」
子「CPU?」
父「パソコンの脳みそってところかな」
子「脳みそ・・・気持ち悪・・・」
父「・・・。」

ということで、マザーボード上にCPUを取り付けていきます。
ピンを曲げないように慎重に。

マザーボードの取外し

次に、CPUクーラーを取り付けるためトレイに固定されているマザーボードを取り外す作業に入ります。

ついでに元々取り付いているCPUクーラー固定用のバックプレートを外していきます。

マザーボードを無事外せました。
(外しにくい箇所は私(父)が少しサポート)

CPUクーラーの取り付け

マザーボードが外せたところで、CPUクーラー「noctua NH-L9a-AM4」の開封をしていきます。

開封作業を進め、中身が見えてきました。

CPUクーラーを取り出し、「これがクーラー?」と興味深げに眺めています。

いよいよCPUクーラーの取り付けです。
ここは少し難しい為、私(父)のサポートが入ります。
グリス塗りとCPUクーラーを載せてひっくり返すところまではサポートしました。

CPUクーラーをひっくり返した後、バックプレートを取り付けて固定していきます。

マザーボードの再固定

CPUクーラーの取り付けが完了し、マザーボードをトレイに再固定していきます。

メモリの取付

最難関のCPUクーラーの取り付けが完了したので、あとは残りの部品を取り付けていくだけです。
まずはメモリです。
パッケージから取り外すのに少し苦戦。

ロックを外してメモリをスロットに挿入していきます。
しかし、子供の力では奥まで差し込めずに、ここも私(父)がサポート。

Wi-Fiキットの取付

まずは無線LANカードを専用スロット取り付けます。
とりあえず挿入したところで
「プラプラしてるよ?」
(初めてM.2スロットに取り付けた時のあるある。なんかプラプラしてるけどこれ大丈夫?)

ということで、挿入しただけの状態では固定されないのでネジ固定します。

カードをネジ固定

無線LANカードを固定したところで、アンテナケーブルを取り付けていきますが、この工程もケーブルが細かったりと少し難しいので私(父)がサポートし、最後の固定を本人にやってもらいました。

M.2 SSDの取付

最後のパーツです。
M.2 SSDを取り付けていきます。
最後のパーツが一番簡単ですね。

組立完成

パーツがすべて取りついたので、ケースにトレイを戻していきます。

ケースのネジを締めます。

最後にWi-Fiのアンテナを取り付けて完成です。

組立完成にご満悦の様子。
「うおーーっ!」となっています。

セットアップ編

組立が完成したところで、OS(Windows 10)のインストールをやっていきますが、
ここも極力本人にやってもらいます。

電源ON

まずは電源をONしてBIOS(UEFI)が立ち上がり、メモリやストレージを認識できているか確認。

本人は何をやっているかあまり理解はできていないようで言われるがままの作業ですが、初めてのPCなので当たり前でしょう。
将来的に理解できれば良しです。

OSのインストール

メモリやストレージの確認ができたところで一度電源を落とし、Windows 10が入ったUSBメモリを挿入。

電源を入れてOSのインストールが開始されます。

指示通りに進めてプロダクトキーを入力していきます。
当然ですが、キー入力は苦戦。

Windows 10立上げ成功

プロダクトキー入力後は手順通りに進めて無事にWindows10を立ち上げることに成功しました。
アカウントは事前に私が作成していたので、そのあたりはスムースに進めることが出来ました。
MicrosoftアカウントやGoogleアカウント等にはファミリーアカウントというものがあり、親のアカウントとリンク出来るため子供用PCを作る際にはこの機能を利用することをお勧めします。


「やったーっ!!」

で、このPCで何をやるかというと、とりあえずマインクラフトをやりたいということでマインクラフトができるところまでを今回の目標とし、無事マインクラフトができるようになりました。
今後はこのPCで調べ物をしたり色々と使いこなせるようになってもらいます。
まずはタイピングを覚えてもらうというのも良いかもしれませんね。
PCへの入り口として「まずはゲーム」これで十分なのです。

まとめ

自由研究の課題として、「Deskmini A300」の組立てからセットアップまでを小学生の息子にやってもらうという内容ですが、特にトラブルもなく無事に完了できました。
一部難しい箇所を大人がサポートすれば難易度も高くなく達成感もありますし、更に他の子供はまずやらないであろうという内容であるため(もし被っていたら残念)、夏休みの自由研究にいかがでしょう。しかも実用性が高いという。
夏休みの自由研究にかかわらず子供用PCとして考えても「Deskmini A300」は優秀だと思います。

ちなみに組立完了して数日後、この「Deskmini A300」と私のメインPCでBorderlands2を親子プレイしていたりします。
いやー、2400G凄いですね。

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