「Wraith Stealth」そっくり。高さ54mmCPUクーラー「CC-07AM4」がAinexより発売
Ainexより対応TDP95で高さが54mmに抑えられたロープロファイルCPUクーラー「CC-07AM4」が発売されます。
このクーラー、見た目がRyzen 2400Gなどに付属されている「Wraith Stealth」にそっくりです。
見た目そっくりなのですが、エルミタージュ秋葉原の情報によると「Wraith Stealth」より性能が高いと書かれています。
発売日は2019/12/25頃で価格は約2,000円(税込)とのことです。
目次
外観
引用元:Ainex
上の引用画像が「CC-07AM4」で、下の画像がRyzen 2400Gに付属していた「Wraith Stealth」です。
外枠のAMDのロゴ部分を取り外すとほぼ同じ外観です。
横から見た場合、「Wraith Stealth」は高さ約52mm(外枠外した状態)に対して「 CC-07AM4 」が54mmになっているので、おそらくですがヒートシンクの背が高くなっており、その分冷却性能が上昇しているのだろうと思われます。
バネ式ネジの位置とファン底部の位置関係からすると「CC-07AM4」のヒートシンクが高いように見えます。
スペック
対応ソケット | AMD | AM4 |
対応TDP | 95W | |
サイズ | 98x95x54mm(WxDxH) | |
ファンサイズ | 95x95x25mm | |
ファンスピード | 900-2600RPM(PWM) | |
最大エアフロー | 47.62CFM | |
最大静圧 | 不明 | |
最大ノイズ | 33dB |
サイズ
高さは54mmに抑えられており、形状からメモリ等ほかのコンポーネントに干渉することもないでしょう。
「Wraith Stealth」が搭載できる状況であれば、まず間違いなく載せ替え可能かと思います。
上の参考画像の項目でも記載しましたが「Wraith Stealth」は外枠が取りついている分、背が余分に高くなっています。
「CC-07AM4」はその「Wraith Stealth」の外枠高さ分ヒートシンクを大きくすることで、冷却性能を向上しつつ「Wraith Stealth」の置き換え可能、というコンセプトなのではないかなと推測しています。
対応TDP
対応TDPについては95Wとなっており、TDP65WクラスのRyzen 3700Xなどは問題なく冷却できるかと思います。
ファン
ファンは95mmサイズで最大ノイズ33dBとなっており、市販の92mmファンに交換であると思われます。
可もなく不可もなく、という印象です。
まとめ
正直この製品を見た時全く期待していなかったのですが、よく「Wraith Stealth」と比較してみると、「Wraith Stealth」の無駄な部分を削除して同サイズ(以下)におさえつつ冷却性能を上昇。
更に価格も約2,000円という、中々考えられた製品のように思えます。
実際の使い方としてはTDP65WクラスのCPUに取り付けている「Wraith Stealth」を「CC-07AM4」に置き換えて冷却性能上昇=静音化を目指すというのが良いかもしれませんね。
一応、注意点としてあげれば対応ソケットがAM4のみとなっているところでしょうか。
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