ショートモデルの「RX5700 ITX 8GB GDDR6」がPowerColorより発売

2020-01-03

「RX 5500 XT」発売直後に突如として現れました。
「RX 5700(無印)」で長さ175mmに抑えられたPowerColorの「RX5700 ITX 8GB GDDR6」が2019/12/20に発売されました。
更にこのモデルは日本市場限定販売とのことです。

価格は約49,000円(税込)で、発売直後だからか他のRX 5700搭載グラボの多くが40,000~44,000円であるのに対し高くなっています。(2019/12/20時点)

目次

外観

引用元:アユート

良い感じのRADEONらしいショートモデルになっていますね。
難癖をつけるのであれば【RADEON】の表示が欲しかったなと。

スペック

サイズ 175 x 110 x 40mm
GPU
アーキテクチャ
7nm Navi
演算ユニット数 36
コア数 2304
ベースクロック 1465MHz
ブーストクロック 1725MHz
単精度
演算能力
7.95TFLOPS
ROPs 64
VRAM 8GB GDDR6
メモリバス 256bit
メモリバンド幅 448GB/sec
メモリクロック 14Gbps
PCIe 4.0
映像出力 HDMI 2.0 x 1
DP 1.4 x 2
TGP 180W
TDP
推奨電源 600W
補助電源 8pin x1

大きな特徴としてはやはりサイズで175mmのITXサイズに収められています。
そして、地味に有難いのが補助電源がリファレンス8pin x 1、6pin x 1に対して8pin x 1に減らされています。
ただ、これはあまり無理なOCが出来ないということでもありますので、そこは理解しておきましょう。

映像出力は多くの「RX 5500」は4ポート出力ですが、PowerColor「RX5700 ITX 8GB GDDR6」はHDMI x 1、Display Port x 2の3出力となっています。

ファンは60℃未満では停止するいわゆるセミファンレス設計となっています。

まとめ

以上、PowerColor「RX5700 ITX 8GB GDDR6」の紹介でした。

RX 5700(無印)の性能はというとRTX 2060より少し上ぐらいとなっていますが、今回紹介した「RX5700 ITX 8GB GDDR6」についてはショートモデルであるため、当然ながら排熱面などでも不利であり、電源8pin x 1のみとのことからおおよそRTX 2060と同等ぐらいの性能かな、と個人的には予想しています。

正確な性能はレビューが近々出ると思いますので、情報を待ちたいと思います。

日本限定で発売されるということは日本ではショートモデルの需要が利益が出せるほど十分にある、ということなのでしょうか。

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