SteelSeriesのテンキーレスキーボード「APEX PRO TKL」発売

2020-01-03

SteelSeriesより独自メカニカルキースイッチを搭載のテンキーレスキーボード「APEX PRO TKL」が発売されました。

このキーボードの最も特徴的なところはキー接点(キーを押し込んで反応するまでの高さ)を調整する機能が搭載されている、という部分でしょう。
要はキーの感度調整ですね。

結構派手なRGB LEDを搭載しており、キー一つ一つに設定することも可能とのことです。

ちなみに、キーボードの名称や型番でTKLというのを見かけることがあると思いますが、Ten Key Less(テンキーなし)という意味なので知っておくと多少便利です。

価格は約28,000円(税込)となっています。(リリース直後)

目次

外観

引用元:SteelSeries

第一印象は派手だな~、でした。
付属のリストレストはマグネット式で取り外し可能です。

スペック

キー配列 日本語88キー/英語84キー
サイズ L:355.44mm x W:139.26mm x H:40.44mm
キースイッチ OmniPointメカニカルスイッチ
キー接点 0.4~3.6mm
耐久性 1億回
反応速度 0.7ms
作動力 45cN
機能 Nキーロールオーバー(全キー)
アンチゴースト(100%)
キー接点高さ調整機能(0.4~3.6mm)
OLEDスマートディスプレイ
コントロール可能な個別RGB
接続方法 有線(USB)
重さ 771g

特徴

サイズ、キースイッチ、配列

サイズに関しては典型的なテンキーレスキーボードとなっています。
重量771gはメカニカルキーボードの中では軽い方ですね。テンキーレスとはいえ、メカニカルキーボードの場合1kg近くいくことも多いので。

冒頭でも示していますが、キースイッチが特殊で「OmniPointメカニカルスイッチ」を採用していて、キー接点の高さが調整できる=感度調整ができるようになっているとのことです。
そして、キー接点の調整幅が0.4~3.6mmとかなり幅があります。

ただ、実際のところ0.4mmだとかなり浅く、キーを押し始めた瞬間に反応してしまうと思いますので一部の人(ニュータイプとか)を除いて感度が良すぎて扱うのは難しいのではないかと。

キー配列については英語/日本語が準備されるようですが、日本での英語配列の販売数は限定されるそうです。

主な機能

メカニカルキーボードとしての機能で見ると、Nキーロールオーバー(複数キー同時押しした際のキー認識数)は全キー対応で機能的に全く問題なし。
複数キー押したときの誤認識を防ぐアンチゴーストも当然ながら搭載してあります。

OLEDスマートディスプレイ

キーボード右上には小型のOLED(有機ELディスプレイ)が搭載されており、受信したメッセージやキーボードに設定したプロファイルの切り替えなどが可能なようです。

使用方法や使用感については公式でも余り触れられていないのですが、おそらくディスプレイ横のローラーで選択、下の「━」スイッチで決定ではないかなと推測します。

その他

  • 取外し可能なマグネット式のリストレストが付属します。
  • ESCキーとF1キーの間あたりにUSBポートがあり、各種機器を接続することが可能。
  • SteelSeries Engineソフトウェアによるキーひとつひとつに対してRGB設定が可能。

まとめ

以上、SteelSeriesの「APEX PRO TKL」の紹介でした。
キー接点高さの調整が可能という面白い機能が追加され、メカニカルキーボードには必要な機能充分にそろっているという全部乗せともいえるキーボードですが、さすがにお値段は高く3万円近い価格になってしまっています。
使ってみたい、とは思いますが簡単には手の出しづらい価格ですね。

ところでこのキー接点高さ調整機能、ここまで調整幅が広いと自分に合った高さを見つけ出すのってかなり苦労しそうですよね。
(ニュータイプを目指してあえて0.4mmで突き進むのもありか?)

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