薄くて小さいメカニカルキーボード「HEXGEARS K50」発売決定

2020-01-03

赤軸採用で薄さ21mmのメカニカルキーボード「HEXGEARS K50」はクラウドファンディングサイトの1つであるGREEN FUNDINGで支援を募集していますが、2019/10/2時点で既に目標額の約300%を達成しており、発売が確定となっています。(想定外のトラブルがあった場合は除く。)
更に、募集期間はまだ11月末までの期間を残しています。

キーボードの配列は目標達成時点では英語配列ですが、 期間内に400台を達成した場合には日本語配列のキーボードとして生産、出荷するとのこと

なお、価格は通常価格が25,000円(税込)に対し、支援者は14,800〜15,800円で早期購入することが可能です。

目次

外観

参考画像左は日本語配列になった場合のイメージ画像です。

引用元:GREEN FUNDING

スペック

  英語配列 日本語配列
キー配列 96keys(US)  100keys(JP)
サイズ L:357.6mm x W:130.8mm x H:21mm L:355.2mm x W:127.3mm x H:21mm
機能 FNコンビレーションキー配列 
オールキーアンチゴースト機能
接続方法 TYPE-C USB+ Bluetooth 4.1 TYPE-C USB+ Bluetooth 5.0
レポートレート 1000Hz
キー耐久性 7000万回
バッテリー容量 2,400mAh
重さ 510g (±20g)※ケーブル含む 534g(±20g)※ケーブル含む

特徴

サイズ、キースイッチ

このサイズにして、テンキーとFキー(F1~F12)があるというのはかなり優秀ではないでしょうか。
サイズは英語配列と日本語配列でわずかに異なりますが、誤差と言えるでしょう。

軸は背の低い独自開発の赤軸を搭載する模様です。赤軸であればそこまでうるさくなく、よほど静かな環境を除いて周りに迷惑がかかるということもないのでは、と思います。
キーの耐久性についても、例えばCherry MX軸が5000万回のところを7000万回と公表しているので充分でしょう。

重さは【約500gで軽い!】とGREEN FUNDINGのページでは強調されていますが、あくまでメカニカルキーボードの中では軽いという意味で、一般的なテンキー付きメンブレンキーボードでは500g未満のものもあります。

その他

  • Bluetooth接続で最大4台接続することができ、キーボード上の操作で即座に切り替えが出来るそうです。
  • LEDライティングは多様な光り方を選べるとのこと。
  • 簡易ダスト、ウォータープルーフ(IP~等の規格不明で水洗いはできないそうです。)

4台接続可能で切り替えが容易なのは良いですね。

気になる点

  • 機能に「Nキーロールオーバー(*)」がなさそう(未確定)。ゲーム向けではない可能性あり。
  • 機能の「FNコンビレーションキー配列」はFNキーとの組み合わせによる機能と思われます(自身無し)
  • 小さいだけあって、バックスペースやDeleteキーなどの位置が少し特殊で慣れる必要がありそう。
  • CtrlとCapsなど、キーを入れ替える機能はなし?
  • 日本語配列でもEnterキーが小さい

(*)Nキーロールオーバーは「キーを同時に押したときに押した順番通りに入力が認識される」という機能ですが、この機能が無い場合、同時に複数のキーを入力した際に最後に入力されたキーが認識されないことがあります。

3キーぐらいであればほとんどのキーで認識できるとは思いますが、ゲームをする場合には瞬間的に5キー以上を同時に押していることが意外とあり、この機能がないと致命的な状況が発生する場面に遭遇することがあります。

私はゲーミングキーボードを使用する前、これが原因でゲーム中に混乱した経験があります。

販売時期

販売時期はファンディング支援者向けには2020/1に出荷。
一般販売は2月となるようです。

このキーボードが気になった人は期限内(11月末)に支援すれば、早い、安いの2拍子がそろいますので忘れずにしましょう。

まとめ

私は普段出張で小型赤軸メカニカルキーボード(上海問屋のDN-915598)を持ち出しているのですが、打鍵感は良いものの、Fキーがないため文字入力が多い時やOfficeを使用する際にどうしてもイラっとしてしまうことがあります。

今回の 「HEXGEARS K50」 はテンキーも付いているし、見た瞬間は【これだ!】と思ったのですが、よくよくスペックを確認するとNキーロールオーバーがない(未確定)という、個人的には非常に惜しいスペックになっています。

とりあえず、まだ期限が約2ヶ月あるためこのファンディングは注視しておき、今後の動向を追っていきたいと思います。
出来れば日本語配列が欲しいですし、Nキーロールオーバーが搭載されることも期待しておきます。
また時期が近付いたら本ブログで経過状況をアップしていきたいと思います。

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