ITXケース向けグラボ(ショート/ロープロ)まとめ(2019/9版)

2020-04-15

ロープロファイルのGTX1650もいくつか発売されてきたところで、2019/9時点でのMini-ITXケース向きのショート及びロープロファイル基板のグラフィックボードをまとめていきます。
(2019/9時点と言いつつ、追記しているのでそれよりも新しいものも含まれます。)

基本的にGTX16xxシリーズとRTX20xxシリーズで、現時点でのショートモデルの最高モデルはRTX2070、ロープロファイルはGTX1650となります。

前提としてショートモデルやロープロファイルモデルグラフィックボードはフルサイズのグラフィックボードと比較するとヒートシンクやファンが小さくなっています。そのため、静音性と排熱面で不利となり、環境によっては本来の性能が発揮できない可能性がありますので、そこは理解しておきましょう。

参考価格は税込み表示で2019/9上旬の価格.comでの最安価格となりますので、参考まで。

目次

目次

グラフィックボードの選び方

個人的な選び方になりますので、あくまで参考まで。
Mini-ITX向けのショートモデルやロープロファイルモデルを使用する場合、ケースが小さいことが予想されます。
そのため、優先順位として①ケースに搭載可能なサイズ ②GPUと価格③その他スペック(映像出力ポートなど)になるのではないでしょうか。

Geforce RTX2070 SUPER

250mm以下

ZOTAC RTX 2070 SUPER MINI

引用元:ZOTAC
サイズ 209.6 x 126.1 x 41mm
占有スロット 2スロット
CUDAコア数 2560
RTコア数 40
Tensorコア数 320
ベースクロック 1605MHz
ブーストクロック 1770MHz
VRAM 8GB GDDR6
メモリバス 256bit
メモリバンド幅 448GB/sec
メモリクロック 14Gbps
レイトレーシング 有り
映像出力 HDMI 2.0 x 1
DP1.4 x 3
マルチ映像出力 有り
TDP 215W
推奨電源 650W
補助電源 8pin x1 + 6pin x1

RTX 2070 SUPERとしては長さ約210mmとかなり短めのZOTAC「RTX 2070 SUPER MINI」です。
210mmであればITXケースでも搭載可能なものも多いのではないでしょうか。

Geforce RTX2070

まずはショートモデルで発売されている中ではハイエンド帯のグラフィックボードRTXシリーズを紹介していきます。

基本スペック

CUDAコア数 2304
RTコア数 36
Tensorコア数 288
ベースクロック 1410
ブーストクロック 1620
VRAM 8GB GDDR6
メモリバス 256bit
メモリクロック 14Gbps
メモリバンド幅 448GB/sec
レイトレーシング 有り
マルチ映像出力 有り
TDP 175W
推奨電源 550W
補助電源 8pin x1

250mm以下

MSI RTX 2070 VENTUS GP

引用元:MSI
サイズ 232 x 127 x 42mm
占有スロット 2スロット
ベースクロック 1410MHz
ブーストクロック 1620MHz
映像出力 HDMI 2.0b x1
DP1.4a x3
補助電源 8pin x1

MSIの長さ232mmの「RTX 2070 VENTUS GP」です。
OCなどは特にされていません。

200mm以下

ASUS DUAL-RTX2070-O8G-MINI

引用元:ASUS
サイズ 197 x 121 x 39mm
占有スロット 2スロット
ベースクロック 1410MHz
ブーストクロック 1620MHz
映像出力 HDMI 2.0b x 1
DP1.4 x 1
DVI-D x 1
補助電源 8pin x1

MSI RTX 2070 AERO ITX 8G

参照:MSI(メーカー製品ページ)
基板サイズ 174 x 127 x 42 mm
占有スロット 2スロット
ベースクロック 1410MHz
ブーストクロック 1620MHz
映像出力 DisplayPort(1.4) x3
HDMI 2.0b x1
補助電源 8ピン x 1

MSIのRTX2070ショートモデル「RTX 2070 AERO ITX 8G」です。
RTX上位シリーズの特徴であるType-C出力は搭載されていません。

Gigabyte RTX 2070 MINI ITX 8G 2070 MINI ITX 8G(V2)

参照:Gigabyte(メーカー製品ページ)
サイズ 169.99 x 121.45 x 42.1mm
占有スロット 2スロット
ベースクロック 1410MHz
ブーストクロック 1620MHz
映像出力 DP1.4 x 3
HDMI 2.0b x 1
USB Type-C x 1
補助電源 8pin x1

GigabyteのRTX2070ショートモデル「RTX 2070 MINI ITX 8G」です。
MSIと異なり、ショートモデルですがType-C出力を備えており、RTコア数がリファレンスの36より増えて42となっております。
また、本モデルのバージョン2「RTX 2070 MINI ITX 8G V2」というものが発表されていますが、詳細は不明です。

Geforce RTX2060 SUPER

基本スペック

CUDAコア数 2176
RTコア数 34
Tensorコア数 272
ベースクロック 1470MHz
ブーストクロック 1650MHz
VRAM 8GB GDDR6
メモリバス 256bit
メモリバンド幅 448GB/sec
メモリクロック 14Gbps
レイトレーシング 有り
マルチ映像出力 有り
TDP 175W
推奨電源 550W
補助電源 8pin x1

250mm以下

ZOTAC GAMING GeForce RTX 2060 SUPER MINI

引用元:ZOTAC
サイズ 209.6 x 119.3 x 41mm
占有スロット 2スロット
ベースクロック 1470MHz
ブーストクロック 1650MHz
映像出力 HDMI 2.0 x1
DP1.4 x 3
補助電源 8pin x1 + 6pin x 1

長さ約210mmのZOTAC「GAMING GeForce RTX 2060 SUPER MINI」です。
OCはされていませんが、補助電源が8pin x 1+6pin x 1に増えています。

200mm以下

MSI RTX 2060 SUPER AERO ITX

参照:MSI(メーカー製品ページ)
サイズ 175 x 127 x 42 mm
占有スロット 2スロット
ベースクロック 1470MHz
ブーストクロック 1650MHz
映像出力 DisplayPort(1.4) x3
HDMI 2.0b x1
 
補助電源 8ピン x 1

MSIのRTX2060 SUPERショートモデル「RTX 2060 SUPER AERO ITX」です。
参考価格:約54,000円(税込)

Geforce RTX2060

基本スペック

CUDAコア数 1920
RTコア数 30
Tensorコア数 240
ベースクロック 1365MHz
ブーストクロック 1680MHz
VRAM 6GB GDDR6
メモリバス 192bit
メモリバンド幅 336GB/sec
メモリクロック 14Gbps
レイトレーシング 有り
マルチ映像出力 有り
TDP 160W
推奨電源 500W
補助電源 8pin x1

250mm以下

RTX 2060 VENTUS XS 6G OC

引用元:MSI
サイズ 216 x 132 x 42mm
ベースクロック 1365MHz
ブーストクロック 1710MHz
映像出力 HDMI 2.0b x1
DP1.4 x 3
補助電源 8pin x1

長さ216mmの「RTX 2060 VENTUS XS 6G OC」でブーストクロックは1710MHzまでOCされています。
これぐらいの長さであれば搭載可能なケースも多そうですね。

MSI GeForce RTX 2060 VENTUS XS 6G OC グラフィックスボード VD6915
MSI COMPUTER (2019-03-21)
売り上げランキング: 1,819

200mm以下

ASUS PH-RTX2060-6G

参照:ASUS(メーカー製品ページ)
サイズ 177 x 121 x 39  mm
占有スロット 2スロット
ベースクロック 1470
ブーストクロック 1710
映像出力 DisplayPort(1.4) x1
HDMI 2.0b x2
DVI-D x 1
TDP 160W
推奨電源 500W
補助電源 8ピン x 1

映像出力がDP x 1、HDMI x 2、DVI-D x 1と各種対応しているため汎用性が高そうです。

ASUSのRTX2060 ショートモデル「PH-RTX2060-6G」です。
特徴としてHDMI x 2とDVI-D x 1映像出力があります。

MSI RTX 2060 AERO ITX 6G (OC)

参照:MSI(メーカー製品ページ)
サイズ 175 x 126 x 43 mm
占有スロット 2スロット
ベースクロック 1470MHz
ブーストクロック 1680MHz(OCモデルは1710MHz)
映像出力 DisplayPort(1.4) x3
HDMI 2.0b x1
 
TDP 160W
推奨電源 500W
補助電源 8ピン x 1

MSIのRTX2060 ショートモデル「RTX 2060 AERO ITX 6G」と「RTX 2060 AERO ITX 6G OC」です。OCモデルはブーストクロックが異なるのみであるため、同じモデルとして紹介します。
参考価格:約45,000円(RTX 2060 AERO ITX 6G OC)

Gigabyte RTX 2060 MINI ITX OC 6G (rev. 2.0)

参照:Gigabyte(メーカー製品ページ)
サイズ 170 x 121.3 x 36.4 mm
占有スロット 2スロット
CUDAコア数 1920
RTコア数 30
Tensorコア数 240
ベースクロック 1470
ブーストクロック 1695
VRAM 6GB GDDR6
メモリバス 192bit
メモリクロック 14Gbps
レイトレーシング あり
映像出力 DisplayPort(1.4) x3
HDMI 2.0b x1
マルチ映像出力 有り
TDP 160W
推奨電源 500W
補助電源 8ピン x 1

GigabyteのRTX2060ショートモデル「RTX 2060 MINI ITX OC 6G (rev. 2.0) 」です。Rev.1.0と2.0が存在していますが詳細は不明です。
参考価格:45,000円(税込)

GTX 1660 Ti

これ以降のモデルはGTX16xxシリーズとなりGTXシリーズとなり、レイトレーシングは非対応となります。その分価格は下がるためFHDメインであればよい候補になると思います。
モデルにより最大クロックが異なりますが、正直なところ微差と思います。
基本的にはケースに入るサイズで予算内のスペック+欲しい映像出力で選べばよいと思います。

200mm以下

MSI GTX 1660 Ti AERO ITX 6G (OC)

参照:MSI(メーカー製品ページ)
サイズ 178 x 126 x 41 mm
占有スロット 2スロット
CUDAコア数 1536
ベースクロック 1500MHz
ブーストクロック 1770MHz(OCモデルは1836MHz)
VRAM 6GB GDDR6
メモリバス 192bit
メモリクロック 12Gbps
レイトレーシング 無し
映像出力 DP1.4 x1
HDMI 2.0b x1
DVI-D x1
マルチ映像出力 有り
TDP 120W
推奨電源 450W
補助電源 8pin x1

MSIのGTX1660 Ti ショートモデル「GTX 1660 Ti AERO ITX 6G」と「GTX 1660 Ti AERO ITX 6G OC」です。OCモデルはブーストクロックが異なるのみであるため、同じモデルとして紹介します。
また、MSIの同RTXシリーズと異なり映像出力ポートがDP x 1、HDM x 1、DVI-D x 1となっています。
やはり廉価版として意識しているのだと思われます。
参考価格:35,000円(税込)

ASUS PH-GTX1660TI-6G

参照:ASUS(メーカー製品ページ)
サイズ 174 x 121 x 39mm
占有スロット 2スロット
CUDAコア数 1536
ベースクロック 1500MHz
ブーストクロック 1770MHz(OCモデルは1800MHz)
VRAM 6GB GDDR6
メモリバス 192bit
メモリクロック 12Gbps
レイトレーシング 無し
映像出力 DisplayPort(1.4) x1
HDMI 2.0b x2
DVI-D x 1
マルチ映像出力 有り
TDP 120W
推奨電源 450W
補助電源 8pin x1

ASUSのGTX1660Tiショートモデルの「PH-GTX1660TI-6G」とそのOCモデル「PH-GTX1660TI-O6G」の紹介です。OCモデルはブーストクロックが異なるのみであるため、同じモデルとして紹介します。
特徴としてHDMI x 2とDVI-D x 1映像出力があります。
参考価格:32,000円(税込)

Gigabyte GTX 1660 Ti MINI ITX OC 6G

参照:Gigabyte(メーカー製品ページ)
サイズ 170 x 121.3 x 36.4mm
占有スロット 2スロット
CUDAコア数 1536
ベースクロック 1500MHz
ブーストクロック 1785MHz
VRAM 6GB GDDR6
メモリバス 192bit
メモリクロック 12Gbps
レイトレーシング 無し
映像出力 DisplayPort(1.4) x3
HDMI 2.0b x1
 
マルチ映像出力 有り
TDP 120W
推奨電源 450W
補助電源 8pin x1

GigabyteのGTX1660Tiショートモデルの「Gigabyte GTX 1660 Ti MINI ITX OC 6G」です。
参考価格:36,000円(税込)

Palit GTX1660Ti STORMX OC 6GB

参照:ドスパラ
サイズ 168 x 122 x 40mm
占有スロット 2スロット
CUDAコア数 1536
ベースクロック 1500MHz
ブーストクロック 1815MHz
VRAM 6GB GDDR6
メモリバス 192bit
メモリクロック 12Gbps
レイトレーシング 無し
映像出力 DisplayPort(1.4) x 1
HDMI 2.0b x 1
DVI-D x 1
マルチ映像出力 有り
TDP 120W
推奨電源 450W
補助電源 8pin x1

ドスパラ専売のPalit GTX1660Tiショートモデル「GTX1660Ti STORMX OC 6GB」です。
参考価格:31,000円(税込)

GTX 1660 SUPER

性能的に1660Tiと1660無印の中間にいるGTX 1660 SUPERに関しては別記事でまとめています。

GTX 1660

200mm以下

MSI GTX 1660 AERO ITX 6G (OC)

参照:MSI(メーカー製品ページ)
サイズ 144.8 x 111mm
占有スロット 2スロット
CUDAコア数 1408
ベースクロック 1530
ブーストクロック 1785MHz(OCモデルは1830MHz)
VRAM 6GB GDDR5
メモリバス 192bit
メモリクロック 8Gbps
レイトレーシング 無し
映像出力 HDMI 2.0b x1
DP1.4 x1
DVI-D x1
マルチ映像出力 有り
TDP 120W(OCモデルは130W)
推奨電源 450W
補助電源 8pin x1

MSIのGTX1660ショートモデル「GTX 1660 AERO ITX 6G」と「GTX 1660 AERO ITX 6G OC」です。OCモデルはブーストクロックが異なるのみであるため、同じモデルとして紹介します。
参考価格:31,000円(税込)

OCモデルはTDPが130Wとなっています。10W差なので問題になることはありませんが、念のため気を付けましょう。
(GTX1660TiのOCモデルは120Wなのですが・・・。)

ASUS PH-GTX1660-6G

参照:ASUS(メーカー製品ページ)
サイズ 174 x 121 x 39mm
占有スロット 2スロット
CUDAコア数 1408
ベースクロック 1530
ブーストクロック 1815MHz(OCモデルは1830MHz)
VRAM 6GB GDDR5
メモリバス 192bit
メモリクロック 8Gbps
レイトレーシング 無し
映像出力 DisplayPort(1.4) x1
HDMI 2.0b x1
DVI-D x 1
マルチ映像出力 有り
TDP 120W
推奨電源 450W
補助電源 8pin x1

ASUSのGTX1660ショートモデルの「PH-GTX1660-6G」とそのOCモデル「PH-GTX1660-O6G」の紹介です。OCモデルはブーストクロックが異なるのみであるため、同じモデルとして紹介します。
特徴としてHDMI x 1とDVI-D x 1映像出力があります。
同シリーズのGTX1660Tiモデルから映像出力が1つ減っています。
参考価格:29,000円(税込)

Gigabyte GTX 1660 MINI ITX OC 6G

参照:Gigabyte(メーカー製品ページ)
サイズ 170 x 121.2 x 36.5mm
占有スロット 2スロット
CUDAコア数 1408
ベースクロック 1530
ブーストクロック 1785
VRAM 6GB GDDR5
メモリバス 192bit
メモリクロック 8Gbps
レイトレーシング 無し
映像出力 DisplayPort(1.4) x3
HDMI 2.0b x1
 
マルチ映像出力 有り
TDP 120W
推奨電源 450W
補助電源 8pin x1

GigabyteのGTX1660ショートモデルの「Gigabyte GTX 1660 MINI ITX OC 6G」です。ショートモデルながら映像出力が4ポートあります。
参考価格:

Palit GTX1660 6GB STORMX OC

参照:ドスパラ
サイズ 168 x 122 x 40mm
占有スロット 2スロット
CUDAコア数 1408
ベースクロック 1530
ブーストクロック 1830
VRAM 6GB GDDR5
メモリバス 192bit
メモリクロック 8Gbps
レイトレーシング 無し
映像出力 DisplayPort(1.4) x 1
HDMI 2.0b x 1
DVI-D x 1
マルチ映像出力 有り
TDP 120W
推奨電源 450W
補助電源 8pin x1

ドスパラ専売のPalit GTX1660ショートモデル「GTX1660 6GB STORMX OC」です。
参考価格:26,000円(税込)

Geforce GTX 1650 SUPER

「GTX 1650 SUPER」については別記事でまとめています。

Geforce GTX 1650

基本スペック

CUDAコア数 896
ベースクロック 1485MHz
ブーストクロック 1665MHz
VRAM 4GB GDDR5
メモリバス 128bit
メモリバンド幅 128GB/sec
メモリクロック 8Gbps
レイトレーシング 無し
TDP 75W
推奨電源 300W
補助電源 無し

200mm以下

ASUS PH-GTX1650-O4G

参照:ASUS(メーカー製品ページ)
サイズ 190 x 110 x 38mm
占有スロット 2スロット
ベースクロック 1485MHz
ブーストクロック 1710MHz
映像出力 DisplayPort(1.4) x1
HDMI 2.0b x1
DVI-D x 1

ASUSのGTX1650ショートモデルの「ASUS PH-GTX1650-O4G」です。
ASUSの同シリーズのモデルと形状も異なり、長さが少し長く(190mm)なっていますので、気を付けましょう。
参考価格:18,000円(税込)

MSI GTX 1650 VENTUS XS 4G OC

引用元:msi
基板サイズ 177 x 111 x 38mm
ベースクロック 1485MHz
ブーストクロック 1740MHz
映像出力 DisplayPort(1.4) x1
HDMI 2.0b x1
DVI-D x1

MSI GTX 1650 AERO ITX 6G (OC)

参照:MSI(メーカー製品ページ)
基板サイズ 170 x 111 x 38 mm
占有スロット 2スロット
ベースクロック 1485MHz
ブーストクロック 1665MHz(OCモデルは1740MHz)
映像出力 DisplayPort(1.4) x1
HDMI 2.0b x1
DVI-D x1

MSIのGTX1650ショートモデル「GTX 1650 AERO ITX 6G」と「GTX 1650 AERO ITX 6G OC」です。OCモデルはブーストクロックが異なるのみであるため、同じモデルとして紹介します。
参考価格:18,000円(税込)

Gigabyte GTX 1650 MINI ITX OC 4G

参照:Gigabyte(メーカー製品ページ)
基板サイズ 152 x 114 x 36mm
占有スロット 2スロット
ベースクロック 1485MHz
ブーストクロック 1680MHz
映像出力 DisplayPort(1.4) x1
HDMI 2.0b x2
 

GigabyteのGTX1650ショートモデルの「GTX 1650 MINI ITX OC 4G」です。
DVI-Dがなく、HDMI x 2+DP x 1となっています。
参考価格:17,000円(税込)

ZOTAC GAMING GeForce GTX 1650

参照:Zotac(メーカー製品ページ)
基板サイズ 151 x 111.5 x 38.8mm
占有スロット 2スロット
ベースクロック 1485MHz
ブーストクロック 1695MHz
映像出力 DP1.4 x 1
HDMI 2.0b x 1
DVI-D x 1

ZotacのGTX1650ショートモデルの「GeForce GTX 1650 OC」です。
参考価格:

ELSA GTX 1650 S.A.C GD1650-4GERS

参照:ELSA(メーカー製品ページ)
基板サイズ 146 x 111 x 41mm
占有スロット 2スロット
ベースクロック 1485MHz
ブーストクロック 1665MHz
映像出力 DP1.4 x 2
HDMI 2.0b x 1
 

ELSAのGTX1650ショートモデルの「GTX 1650 S.A.C GD1650-4GERS」です。
DVI-Dがなく、HDMI x 1+DP x 2となっています。
ただし、GTX1650の中では価格が高めです。
参考価格:22,000円(税込)

Palit GTX1650 STORMX OC 4GB

参照:ドスパラ
基板サイズ 145 x 99 x 40mm
占有スロット 2スロット
ベースクロック 1485MHz
ブーストクロック 1725MHz
映像出力 HDMI 2.0b x 1
DVI-D x 1
 

ドスパラ専売のPalit GTX1650ショートモデル「GTX1650 STORMX OC 4GB」です。占有スロットは2スロットですが、ブラケットは1スロットになっているため(可能性は低いと思いますが)1スロットしかないケースにも入るかもしれません。
映像出力はHDMI x 1とDVI-D x 1と他のモデルと比べると少ないため気を付けましょう。
参考価格:17,000円(税込)

RADEON RX 5600 XT

AMD RADEON RX 5600 XTについては長さ別のモデル紹介記事を別記事でまとめています。

RADEON RX 5500 XT

RADEONの「RX 5500 XT」については別記事でまとめています。

ロープロファイルモデル

ここからはショートモデルより希少なロープロファイルモデルとなります。
現時点では実質GTX1650しか選択肢の無い状態です。
GTX1050Tiのロープロファイルモデルもあるにはありますが、モデルによっては1650シリーズと価格が逆転しているものもあります。

また、ロープロファイルモデルは映像出力が少なる傾向があります。
使用用途とスペックをよく確認していきましょう。

MSI GeForce GTX 1650 4GT LP (OC)

参照:MSI(メーカー製品ページ)
基板サイズ 168 x 69 x 37 mm
占有スロット 2スロット
CUDAコア数 896
ベースクロック 1485MHz
ブーストクロック 1665MHz(OCモデルは1695MHz)
VRAM 4GB GDDR5
メモリバス 128bit
メモリクロック 8Gbps
レイトレーシング 無し
映像出力 HDMI 2.0b x1
DVI-D x1
 
マルチ映像出力 有り
TDP 75W
推奨電源 300W
補助電源 無し

MSIのGTX1650ロープロファイルモデル「GTX 1650 4GT LP OC 」です。
映像出力はHDMI x 1 とDVI-D x 1となっており、DisplayPortはありません。
参考価格:20,000円(税込)

ZOTAC GeForce GTX 1650 Low Profile

基板サイズ 160 x 70 x 34mm
占有スロット 2スロット
CUDAコア数 896
ベースクロック 1485MHz
ブーストクロック 1665MHz
VRAM 4GB GDDR5
メモリバス 128bit
メモリクロック 8Gbps
レイトレーシング 無し
映像出力 DP1.4 x 1
HDMI 2.0b x 1
DVI-D x 1
マルチ映像出力 有り
TDP 75W
推奨電源 300W
補助電源 無し

ZotacのGTX1650ロープロファイルモデルの「GeForce GTX 1650 Low Profile」です。
参考価格:20,000円(税込)

ASUS GTX 1650 4GT LP OC

参照:ASUS(メーカー製品ページ)
サイズ 182 x 69 x 41mm
占有スロット 2スロット
CUDAコア数 896
VRAM 4GB GDDR5
メモリバス 128bit
ベースクロック 1485MHz
クロック 最大1740MHz
メモリクロック 8Gbps
PCIe 3.0
映像出力 DP 1.4 x1
HDMI 2.0b x1
DVI-D x1
HDCPサポート 有り
マルチ映像出力 3枚同時出力
推奨電源 300W
TDP 75W
補助電源 無し
Direct X 12
OpenGL 4.6

ASUSのGTX1650ロープロファイルモデルの「ASUS GTX 1650 4GT LP OC」です。
他のロープロファイルモデルより長くなり182mmとなりますので、購入前にケースに入るサイズかしっかりと確認しましょう。

ロープロシングルスロットモデル

Yeston RX550-4G D5 LP

引用元:Yeston(メーカー製品ページ)
サイズ 170 x 103 x 20mm
占有スロット
コア数 640
クロック 1071MHz
VRAM 4GB GDDR5
メモリバス 128bit
メモリクロック 6Gbps
メモリバンド幅 96GB/sec
PCIe 3.0
映像出力 VGA x 1
DVI-D x 1
HDMI x 1
TGP 40W
推奨電源 300W
補助電源 無し

Yestonというとパンダグラボなどを作っている中国のちょっと怪しいメーカーという(個人的な)イメージですが、そこから発売されているロープロファイル対応かつシングルスロットのRadeon RX 550です。

上で紹介しているGTX 1650などのロープロモデルと比較すると古いGPUであるため性能は劣りますが、RX 550として見た場合にはリファレンスと比較してスペックが上昇しつつTGP(消費電力)は低下しているようです。

ロープロシングルスロットでFluid motion対応グラボということで、HTPC(Home Theater PC)に最適と言えるのではないでしょうか。

注意点として、ロープロファイルとして使用する場合にはVGA出力が使用できなくなるためそこは気を付けましょう。

まとめ

今回紹介したモデルでは最下位がGTX1650となりますが、GTX1050Tiあたりも価格差でいうとGTX1650より4,000円ほど安くなり13,000円前後になっていますので充分選択肢に入ると思います。

AMDも紹介したいところですが、現状ショートモデルとロープロファイルモデルはGeForceしかほぼ選択肢がありません。
AMDのRX5000シリーズの下位モデルがでてショート基板、ロープロ基板が出ることに期待ですね。

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