キューブ型の人気ケース「METIS PLUS」のピンク発売開始

2020-01-03

前回の記事に続いてピンクネタです(変な意味ではない)。安価で人気なキューブ型ITXケース「METIS PLUS(製品ページ)」に新色ピンクが追加されました。
(元々ピンクはあったと思いましたが、気のせいでしょうか?)

先日「METIS」シリーズの新モデル「METIS EVO」の紹介記事を書きましたが、こちらが発売される前に何故か旧モデルに(これから)なる「METIS PLUS」にピンク登場という不思議なタイミングです。

ひょっとすると、「METIS EVO」はそこまで安価にならずに「METIS PLUS」と併売という形になるかもしれませんね。
現にアメリカのネットショップNeweggでは約$150で売られていますので。

なお、ピンクモデルの価格は約8,000円(税込)となっており、最安値カラーの約5,000円と比較すると高くなっています。

それでは、「METIS EVO」の記事と被るところがありますが、改めてスペックを確認していきたいと思います。

目次

外観

引用元:Raijintek

スペック

サイズ W190 x H254 x D277mm
材質 アルミ、SPCC(鉄)
対応マザーボード Mini-ITX
搭載可能
CPUクーラー
高さ160mm
搭載可能グラボ 長さ170mm
シャドーベイ 2.5” x 4 + 3.5” x 1
or 2.5” x 2 + 3.5” x 2
フロントポート USB3.0 x 2、 HD Audio x 1
前面ファン 無し
後部ファン 120mm x 1 (120mmラジエーター搭載可)
上部ファン 120mm x 1
底部ファン 無し
電源 ATX,SFX電源

特徴

サイズ

正面から見ると少し縦長の約13.3Lというサイズになっており、キューブ型の中では比較的小さいものになります。

搭載可能CPUクーラー

搭載可能なCPUクーラーは高さ160mmまでとなっており、120mmファン搭載のサイドフラークーラーも取り付けることが可能となっています。
また、120mmのラジエーターを後部に取り付けることも出来るため簡易水冷クーラーにも対応しています。

搭載可能グラフィックボード

まず、グラボの位置が特徴的で、グラボのファンがケース天面に向くようになっています。これはマザーボードの取付がいわゆる倒立配置となっているためで、グラボがケース上部より吸気するという構造となっています。

そして、搭載可能なグラボのサイズですが、公称では170mmとなってはいるもののケース上部(内部)に取り付けられているストレージ固定ブラケットを取り外すことで170mmよりも長いグラボも搭載可能とのことです。
(なかにはGTX 1080 Tiを無理やり搭載している人もいるようです。)

グラボの厚みに関してはケース上部に取り付けるファンの厚みにもよると思いますので、まずはグラボのみ取り付けてみるのが良さそうです。

ケースファン

ケースファンは後部に120mmファンかラジエーター、上部に120mmファンを取り付けることが可能となっています。

ケース上部にはグラボが搭載される構造となっているため、上部ファンは吸気で使用する形が基本となります。また、ファンが厚いとグラボと干渉する可能性があるため、そこはグラボを一度取り付けてみて確認するのが良いでしょう。
グラボを載せない場合は排気でも良いかもしれません。

引用元:Raijintek

↑画像の天面メッシュ部分がファン搭載箇所です。

ストレージ

ストレージはケース上部と下部に搭載可能ですが、既に述べたようにグラボ搭載箇所とかぶるため、ケース上部のブラケットは排熱面も考慮して個人的には搭載しないことを推奨します

ストレージはM.2+ケース下部搭載がベターかと思います。

まとめ

散々他のブログ等でも紹介されているため記事にするつもりはなかったのですが、新たにピンク投入ということをきっかけに、「METIS PLUS」の紹介記事を書いてみました。

このケースの最大のメリットは価格だと思いますが、この価格の割には拡張性が充分ですし、使用している人も多いので情報も入手しやすい(=改造しやすい)ということなので、とりあえずこれを購入してITXデビューというのはミスが少ない方法なのかなと個人的には考えています。

ところで、そろそろ新モデルの「METIS EVO」を日本でも発売して欲しい所なのですがいつになるのでしょう。

スポンサーリンク