【構想】Ryzen 3600とロープロGTX1650で組むHTPC
Ryzen 3000シリーズが発売され、いつになく賑わっている自作PC界隈。
Mini-ITXマンの私も妄想がはかどり楽しませてもらっています。
(尚、まだZen2は手に入っていない模様・・・。)
そこで、「Ryzen 3600とロープロGTX1650で組むHTPC」というタイトル通りのものなのですが、構想した案で構成を考えてみました。
ただ、この構成だとディスクドライブ(Blu-rayディスクドライブ)を載せるのが流石に厳しいため、Ryzen 3400Gを使ってBDドライブを載せた案も追加。
目次
キーパーツ
HTPCということで、やはり重要なのはケースでしょう。
ケースは私が現在メインで使用しているFractal DesignのNode 202もスリム型でHTPC足り得るかもしれませんが、このケース、奥行きがあるので横置きにはあまり向かなかったりします。
そこで、今回選んだのはSilver StoneのSST-ML09です。
実際にこのケースを持っており組んだことがありますが、横置き用の足を付けない状態で350 x 89 x 205 mm(*) 7リットルという極小ケースでありながら、ロープロファイルに限られるものの2スロット占有のグラボが乗せられるというケースです。
*Silver Stone公式サイトの公称値は高さ99mmとなっていますが、実測値は更に薄く89mmとなっています。
なお、横置き用の足が10mmあるため横置き時には実際には高さ99mmとなります。
極小ケースと言えばDAN Case のA4-SFXがありますが、あちらはまず値段が高いのと(35,000円)、横置き対応していない(と思われる)ためHTPC向きではないと考えています。とても魅力的なケースですが。
参照:Silver Stone
構成①(GPUあり+BDドライブ無し)
では、実際にこのケースにRyzen 3600とロープロファイルGPU GTX1650で組んだ場合の構成と価格を確認しましょう。(あくまで一例です。)
価格は2019/7/21時点での価格ドットコムでの値段(端数は丸めています)となります。
GTX1650は発売したばかりの「ZOTAC ZT-T16500H-10L(紹介ページ)」を選定。
Case | Silver Stone SST-ML09 | ¥7,500 |
GPU | ZOTAC ZT-T16500H-10L (GTX1650) | ¥21,400 |
CPU | AMD Ryzen 3600 (6c/12t) | ¥26,000 |
M/B | GIGABYTE B450 I PRO WIFI[Rev.1.0] | ¥14,000 |
Memory | G.Skill F4-3200C16D-16GFX (8GB x 2) | ¥9,000 |
PSU | Silver Stone SST-SX500-G (500W Gold) | ¥11,000 |
SSD | WD WDS500G2B0B (M.2 500GB) | ¥7,000 |
OS | Windows 10 home DSP | ¥14,000 |
Total | ¥109,900 |
マザーボードはX570でも良いですが、価格と機能を考慮してB450を選択。
メモリはDDR4-3200 8GB 2枚で16GB、電源は500WのGold認証にしました。
ストレージに関してはとりあえずM.2(SATA)の500GBをとりあえず搭載。
このケースには2.5”ドライブが最大4台載せられるため、必要であれば追加しましょう。(2.5” HDD 2TBで7000~8000円ぐらい)
構成②(GPU無し+BDドライブ有り)
構成その2です。構成①を考えた後、BDドライブ無かったらHTPCとしてどうなのよ、と気付き構成②を考えました。Ryzen 3400Gを使うことでFluid motionによりBlu-rayを60fpsで再生することができます。(ぬるぬる動きます。)
Case | Silver Stone SST-ML09 | ¥7,500 |
CPU | AMD Ryzen 3400G (4c/8t) | ¥20,300 |
CPU Cooler | ID-Cooling IS-30 | ¥3,200 |
M/B | GIGABYTE B450 I PRO WIFI[Rev.1.0] | ¥14,000 |
Memory | G.Skill F4-3200C16D-16GFX (8GB x 2) | ¥9,000 |
PSU | Silver Stone SST-ST30SF V2 (300W Bronze) | ¥5,300 |
SSD | WD WDS500G2B0B (M.2 500GB) | ¥7,000 |
BD Drive | Pioneer BDR-TD05/WS | ¥13,000 |
OS | Windows 10 home DSP | ¥14,000 |
Total | - | ¥93,300 |
基本的には構成①と同じでGPUを外しCPUをRyzen 3400Gへ。PSUを500Wから300Wへ下げました。GoldからBronzeになってしまいましたが。
あとは肝心なBDドライブですがスリム型の内蔵ドライブがほぼ選択肢がないなかで、パイオニアを選定。(今後どうなるのかという問題はありますが。)
中古で探すことも検討の余地あり。
また、BDドライブを搭載することでCPUクーラー高さが制限されるため別途用意。BDドライブ搭載位置が今一つのためエアフローが悪くなる可能性もあり、その場合はケースファン(80mm x 2個)を追加しましょう。
更に、16,000円ほどしますがグラボの代わりにTVチューナーを載せればTV視聴+録画もできるようになります。
まとめ
価格は構成①でOS込み約11万円となりました。できれば10万円を切りたかったところですが、Ryzen 3600とGTX 1650 LPの値段が落ち着いてくれば10万円を切ることも可能かもしれません。(ロープログラボは値段が下がりにくいかも。)
また、パソコン工房等のPCパーツショップで実施しているセット割引がタイミングよければ適用したいところですね。
構成②については10万円を切りましたが、思いのほかBDドライブが高くなってしまいました。Ryzen 3400Gは内蔵GPUの性能もそこそこあるため軽いゲームであればこなせると思います。
個人的には構成②で寝室用PCを組んでみようかなと画策中です。
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