ロープロファイルGPU ZOTAC GTX 1650発売

2020-01-03

Mini-ITXケース、特にスリム型のHTPC(Home Theater PC)等に搭載可能でロープロファイルなGTX 1650グラボ「ZT-T16500H-10L」がZOTACから発売されました。
価格は発売時点(2019/7)で21,500円(税込)ほど。

目次

参考画像

参照:ZOTAC

スペック(MSI 1650 4GT LP OCとの比較)

「ZT-T16500H-10L」のスペックと既に発売されているMSIの「GTX 1650 4GT LP」との比較をしました。
赤字が異なる箇所です。
どちらも補助電源は不要です。

価格は2019/7時点で発売直後のZOTAC「ZT-T16500H-10L」が21,500円、MSI「GTX 1650 4GT LP」が20,000円となっています。
同じGPUを使用しているため、基本的には同じスペックですが細かいところはやはり違い、使用するうえで影響の大きそうなところだと映像出力ポートがZOTACはHDMIとDPがあるのに対してMSIはDPがありません。
ただ、MSIは若干ブーストクロックが高く、ロープロファイルGTX1650をOCしてできるだけ性能をあげたい、という人には良いかもしれません。
更に、MSIはAfter Burnerという使い勝手の良いOCツールを用意してあります。

そもそものGTX1650の性能は?

ロープロファイルGTX1650に乗り換える人はGTX1030や1050Tiからが多いのではないかと思います。
では、実際にGTX1650の性能がどんな感じなのかというと、概ね
GTX 1060 3GBの90%
GTX 1050 Tiの150%
程度のようです。(あくまで目安です。)
正直このサイズで旧世代のGTX1060(3GB)とほぼ同等、
GTX1050Tiと比較して1.5倍という性能には驚きます。
画質にこだわらなければ多くのゲームを遊べると思います。

まとめ

ロープロファイルと言えばここ最近ではGTX1050Tiぐらいしかなく、モデルも少ないため価格も下がっておらず(特に長さ170mm以下のものは2万円越え)ロープロファイル派には面白くない状況が続いていたと思います。
2019/7時点でロープロファイルGTX1650はZOTACとMSIのモデルが発売されていますが、利便性で見ると映像出力ポートの多さとサイズが少し小さいことから見てZOTACが有利。
より性能を求めるのであればブーストクロックが少し高く、MSI製お役立ちツールAfter Burnerとの親和性が高いMSI、という感じでしょうか。

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