ASUSよりロープロファイルGTX 1650が2種発売
Mini-ITXケース、特にスリム型のHTPC(Home Theater PC)等に搭載可能でロープロファイルなGTX 1650グラボ2種「GTX1650-O4G-LP-BRK」と「GTX1650-4G-LP-BRK」がASUSより発表。
OCモデルの「GTX1650-O4G-LP-BRK」は発売となりました。
既にZOTACとMSIからもロープロファイルGTX 1650が発売されているため、簡単に比較していきます。
OCモデル「GTX1650-O4G-LP-BRK」の発売日は2019/9/6、価格は約23,000円(税込)です。
既に発売されているZOTAC「ZT-T16500H-10L」 とMSI「GTX 1650 4GT LP」の価格が価格.comで約20,000円(税込)となっているため、ASUS「GTX1650-O4G-LP-BRK」は少し高くなります。
目次
参考画像
参照:ASUS
スペック
ASUS「GTX1650-O4G-LP-BRK」
ZOTAC「ZT-T16500H-10L」
MSI「GTX 1650 4GT LP」
この3モデルのスペック比較です。
基本的なスペックはGTX 1650準拠でほぼ同じ。
ASUS「GTX1650-O4G-LP-BRK」の特徴として、動作クロックがOCモード時に最大1740MHzまで上昇させることが可能な点です。
Gaming Mode(デフォルト)時
ベースクロック:1485MHz、ブーストクロック:1710MHz
OC Mode時
ベースクロック:1515MHz、ブーストクロック:1740MHzで動作。
同時発表の「GTX1650-4G-LP-BRK」はそれぞれ動作クロックが下げられており、
Gaming Mode時
ベースクロック:1485MHz、ブーストクロック:1665MHz
OC Mode時
ベースクロック:1515MHz、ブーストクロック:1695MHzで動作し、それ以外の仕様は共通です。
画面出力はDisplay Port、HDMI、DVI-Dの3枚同時出力が可能です。
注意点として、長さが182mmとなっており、ほか2モデルと比較すると長い為、ケースを選ぶ場合がありますので気を付けましょう。
また、GPUチューニング用のユーティリティソフト「GPU Tweak II」が付属するようです。
まとめ
ロープロファイルのGTX1650が少しずつ増えてきました。1030や1050Tiからの乗り換え先として選択肢が多くなるというのは良いですね。
今回比較した3+1モデルではASUS「GTX1650-O4G-LP-BRK」の最大動作クロックが最も高くなります。
ASUS「GTX1650-O4G-LP-BRK」最大クロックが1740MHzでリファレンスGTX1650と比較して4.5%ほど上昇しています。このスペック差と価格差をどうみるかでこのグラボの評価は変わってくるかもしれません。
ただ、他のモデルと比較すると長いという懸念点がありますので、ケースに入るかは購入前にしっかり確認しましょう。
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