ASUS「ROG Strix X570-I Gaming」が発売
ASUSのX570チップセット搭載Mini-ITXマザーボード「ROG Strix X570-I Gaming(公式サイト)」がASUSの公式サイトに登場し、発売日と価格も判明しました。詳細スペックが分かりましたのでスペックを紹介していきます。
貴重なX570 ITXマザーボード、発売するという情報はありましたが正式発表まで長かったですね。
日本での発売日は10/11で、価格は約40,000円(税込)とのことです。
スペックを紹介する前に今回判明した事実としては、 マザーボードファンが2個取りついているということです。
また、参考までに
こちらのX570用ITXマザーボード比較記事もご参照ください。
目次
参考画像
参照:ASUS
この画像を見るとファンは左上に一つだけに見えますが、実際にはチップセット用ファンがもう一つあります(後述)
スペック確認
簡単にですが、ASUS「ROG Strix X570-I Gaming」のスペックを確認していきます。
ASUS ROG Strix X570-I Gaming |
|
対応メモリ | 3200、4800+(OC 最大64GB |
M.2 | 表面x1(PCIe4.0対応) 背面x1(PCIe4.0対応) |
SATA(2.5”) | 4 x SATA3 6.0 Gb/s |
マザーボードファン | 2つ |
背面映像出力 | DP x 1 (1.4) HDMI x 1 (2.0b) |
背面USBポート | USB3.2 Gen1 x 4 |
USB3.2 Gen2 Type A x 3 | |
USB3.2 Gen2 Type C x 1 | |
オンボードサウンド | Realtek ALC S1220A |
有線LAN | Gigabit LAN Intel I211AT |
Wi-Fi Bluetooth |
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ax Bloetooth 5.0 |
VRMフェーズ数 | 10(8+2) |
2019/9現在 X570チップセット搭載Mini-ITXマザーボードはGigabyte,ASRock,ASUSの3社が発売(発売予定)されていますが、
ASUS「ROG Strix X570-I Gaming」の特徴で言うと、
X570チップセットのウリである、PCIe4.0対応のM.2スロットが表面と裏面に一つずつ搭載されており、Raid(0/1/10)構成も可能になっています。
Mini-ITXでのPCIe4.0 Raid構成はASUSのみと思われます。
また、どちらのポートもSATA接続にも対応しています。
ただし、裏面のM.2スロットはヒートシンクが付いていないため注意が必要です。
表面をNVMe、裏面を発熱の少ないSATA接続のM.2という使い方もよいかもしれません。
それ以外はスペックを見る限り他メーカーのマザーボードと大きな差は見えませんが、個人的には背面USBポートが多いのはうれしいですね。
VRMについては10フェーズ(8+2)でASRockと同じ数ですが(Gigabyteは8)、実際の耐性については実機での評価が必要になりますが、ある程度のOCには耐えられるだろうと推測します。
マザーボードファンについて
まずはこちらの画像をご参照ください。
参照:ASUS
ASUS「ROG Strix X570-I Gaming」には マザーボード上にチップセット用冷却ファンとVRM冷却用ファンが1つずつ(計2個)取りついています。
IOパネルにも排気用の穴が開いているのが分かりますね。
チップセット用ファンはM.2も一緒に冷やしてくれそうな位置に取り付いていますが、画像を見る限りでは断定できません。
X570チップセットマザーボード全体で見てもファン2個搭載は初なのではないでしょうか。
一応、静音ファンを謳ってはいますがノイズと故障については懸念するところです。
まとめ
ASUSのX570チップセット搭載Mini-ITXマザーボード「ROG Strix X570-I Gaming」が正式発表となりました。
他メーカーと比較すると、Gigabyteが比較的安価で機能少な目、ASRockが独自機能を持っていて変態、ASUSが総合スペックでは万能という印象でしょうか。
個人的にはASRockに惹かれてはいたのですが、M.2が背面1ポートしかなくSATA非対応だったりと少し残念なところがあるので、今回はASUSかな~と考えています。(表面NVMe、裏面SATA構成にしたい。)
気になっていた価格ですが、税込みで約40,000円での発売とのことで思ったよりは安くなったのではないかと、個人的には思います。
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