MSIのロープログラボ「GTX 1650 4GT LP OCV1」発売予定

MSIよりロープロファイルの「GTX 1650 4GT LP OCV1」が発売予定です。

MSIのロープロGTX 1650といえば既に「GeForce GTX 1650 4GT LP」が発売されていましたが、そのモデルにDisplay Portを追加したものが今回紹介する「GTX 1650 4GT LP OCV1」となるようです。

Display Portが追加された以外は性能という意味でのスペックは全て同じで、サイズがわずかに大きくなっています。
ただ、大きくなったと言っても数ミリレベルの差なので、まず影響はないでしょう。

2020/3/12現在、日本での発売日と価格は不明です。

目次

外観

引用元:msi

この画像のDVIポートがある箇所は旧モデルでは排気用の穴となっていました。

スペック

  GTX 1650 4GT LP OCV1 GTX 1650 4GT LP OC
サイズ 170 x 105(69 LP) x 42mm 168 x 105(69 LP) x 37mm
CUDAコア数 896
VRAM 4GB GDDR5
メモリバス 128bit
メモリクロック 8Gbps
メモリバンド幅 128GB/sec
ベースクロック 1485MHz
クロック 1695MHz
PCIe 3.0
映像出力 Display Port 1.4 x1  
HDMI 2.0b x1 HDMI 2.0b x1
DVI-D x1 DVI-D x1
推奨電源 300W
TDP 75W
補助電源 無し

Display Portが増えた以外では長さが2mm、厚みが5mm増加したぐらいで、それ以外の性能は変更されていないようです。

ただ、このモデルのDVIポートがある場所が排気穴になっていたため、排熱という意味では旧モデルの方が効率が良さそうです。
ロープロとして使用する場合には元々あった排気穴がDVIポートで埋められてしまいそうなので要注意です。

特にこのモデルの場合、ヒートシンクのフィンの向きが長手方向(ブラケット側に空気が流れる方向)になっているため意外と影響はあるかもしれませんが、そもそもがTDP75Wクラスのグラボであるためそこまで心配する必要がないという気もしますので、発売後のレビューなどで特に熱の問題が無いのが分かればアリかなと思います。

まとめ

以上、msi「GTX 1650 4GT LP OCV1」の紹介でした。

スペックの所でも書きましたが、排熱の問題が無く価格面でも大きな差がないのであれば旧モデルよりも今回紹介したモデルを選定する、で良いのではないかと思います。

ビジネスユースであればDVIポートを使用する状況もまだまだ存在しているとは思いますが、個人使用のPCでは年々減ってきていると思っています。
そういった意味でもDisplay Portが追加されたモデルというのは需要があるのではないでしょうか。

実際の所、個人的にもグラボにDVIポートがあってディスプレイ側が対応していたとしても使用する機会があるかと言われれば、わざわざDVIを使用する理由がなく、HDMIかDisplay Portで接続しています。

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