msiのショートサイズグラボ「RX 550 AERO ITX 4G OC」発売
msiからショートサイズのRadeon RX 550「RX 550 AERO ITX 4G OC」が発売されました。
長さは155mmでショートサイズモデルの中でも短い部類となっています。
このサイズであれば拡張スロットが二つあるケースであれば多くのケースで採用できるでしょう。
ただ、旧世代で更にローエンドのグラボであるため最新ゲーム向けのスペックではありませんので気を付けましょう。
先日偶然にもYeston「RX550-4G D5 LP」を紹介したばかりですが、ここにきてmsiからもRX 550の新製品が発売されるとは思いませんでした。
価格は約10,000円(税込)となっています。
目次
外観
引用元:msi
スペック
サイズ | 155 x 112 x 38mm |
占有スロット | 2 |
コア数 | 512 |
クロック | 最大1203MHz |
VRAM | 4GB GDDR5 |
メモリバス | 128bit |
メモリクロック | 6Gbps |
メモリバンド幅 | 96GB/sec |
PCIe | 3 |
映像出力 | HDMI2.0 x 1 |
Display Port1.4 x 1 | |
DVI-D x 1 | |
TGP | 50W |
推奨電源 | 300W |
補助電源 | 無し |
スペックをリファレンスモデルと比較すると
- クロックが1183MHz → 1203MHzへ上昇
- メモリクロックが7Gbps → 6Gbpsへ減少
という主な違いがあります。
メモリクロックが下がってはいますが、ほぼリファレンス同様の性能でしょう。
DVI-D出力があるというのもローエンドらしく、業務向けも想定しているのかもしれません。
まとめ
以上、msi「RX 550 AERO ITX 4G OC」の紹介でした。
RX 5000シリーズが発売されているなかRX 550を発売するということは、やはりローエンドグラボの需要がある程度あるのか、Fluid motionの根強いファンがいるのか何かしら理由があるのでしょう。
個人的にはこれよりも怪しいですがYestonのRX 550を選定するだろうなと思います。あのロープロシングルスロットという変態っぷりは中華とはいえかなり魅力的だと感じています。
このグラボを選定するのであれば、以下のような人に向いているのではないでしょうか。
- msiというメーカーへの信頼性を重視
- とりあえずグラボを挿したい
- Fluid motionを使いってみたい
- 怪しい中華は嫌だ
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