SilverStoneイベントに行ってきました。小型PC好き視点での成果(ケース編)
2019/10/19(土) 秋葉原のラジオ会館で開催されたSilverStoneの新製品発表イベント「SilverStone Next Generation」に行ってきました。→参考(Tekwind)
SilverStoneの新製品(主にケースと電源)が陳列されていたのですが、そのなかでも小型のものを紹介していきたいと思います。
ただ、残念なことに時間的に長時間滞在できなかったため製品の説明等は聞けなかったのですが、わかる範囲で解説していきます。
なお、本記事の画像にはプライバシー保護のため一部画像を加工していますので、ご了承ください。
→後編(電源、その他編)もアップしました。
目次
SST-LD03-AF
特徴
もったいぶっても意味がないので、個人的に最も気になった製品から紹介します。
先日紹介した煙突型ITXケース「SST-LD03(紹介記事)」のバリエーションモデルとなります。
基本スペック詳細は既にアップした記事をみていただくとして、変更点は グラフィックボードの排熱対策がされている、というところです。
![](https://takks58.com/wp-content/uploads/2019/10/SST-LD03-AF_00-1024x589.jpg)
サイズなどの基本スペックに変更はありませんが、グラフィックボード搭載エリアに防塵フィルター付きの吸気穴が追加されました。(下画像赤丸部分)
![](https://takks58.com/wp-content/uploads/2019/10/SST-LD03-AF_02-668x1024.jpg)
もともとケース上下にファンが取りついて、下部吸気→上部排気という構造になってはいましたが、グラボ周辺のエアフローが良くない構造のように見えましたので、そこを改善したのでしょう。
これはかなり良い改善かと思います。
ただ、防塵フィルターの目は少し荒いように見えました。
その他参考画像
折角なので、撮ってきた他の画像もアップしておきます。
こうしてみると結構反射率が高く、中のパーツが光っていない限り中身はあまり見えないというのが分かりますね。
電源吸気箇所やグラボ用のわずかな排気穴がある「SST-LD03-AF」の裏側とケース上部の画像となります。
ケース裏側から映像出力やUSBケーブルなどを出して隠しやすいというのは、この手のケースを使用する場合机の下に置くということはあまりないと思いますし、見た目がすっきりして良いですね。
あと、実際の「SST-LD03-AF」のサイズ感ですが、意外と大きいです。
私はこの「SST-LD03」の先代といえる「SST-FT03-Mini」を所有していて、それより一回り大きいという認識があったためあまり気になりませんでしたが、25.2LあるためITXケースとしてはやはり大きいかな、という印象を持ちました。
ただ、煙突型のメリットであるフットプリントの小ささは健在でこの形状でハイスペックが組めるというのはかなりロマンがあると個人的には思います。
SST-ML10
特徴
Computexでも展示されていた(と同じものと思われる)HTPC向けのMLシリーズの最新モデル「ML10」が展示されていました。
サイズは最小構成でわずか2.7Lという極小ケースとなっています。グラフィックボードを搭載することは出来ませんが、このサイズで50mmファンを2基搭載できるなどエアフローにも考慮されているようです。
![](https://takks58.com/wp-content/uploads/2019/10/SST-ML10_00-1024x565.jpg)
「ML10」最大の特徴は幅(高さ)は大きくなりますが、3.5”搭載用の拡張オプションか、光学ドライブ(スリムタイプ)を搭載できるようになるオプションを追加できる、というところになります。
下記の画像なのですが、赤丸部分が拡張オプション部分となっており、デフォルトのオプション無し状態ではサイズが更に小さくなっています。
MLシリーズというとHTPC(Home Theater PC)サイズの薄型PCケースとなっていますが、グラフィックボードを搭載しない前提のケースというのはかなり割り切ったケースだと思います。
個人的にはML09などの2スロットロープログラボが搭載可能なケースを更に進化させて欲しかったところです。
ちなみに、このケースの近くに先日紹介したPCIe→M.2変換カード「ECM26」が展示されていましたので、あまったPCIeスロットで是非使ってください、ということなのだろうと推測しました。
![](https://takks58.com/wp-content/uploads/2019/10/ECM26_00.jpg)
SST-SG14
紹介
最後に紹介するのはMini-DTX対応ケース「SST-SG14」となりますが、最初に紹介した「SST-LD03-AF」の容量25.2Lより小さく、約20.5Lサイズのケースとなります。
実はこれが一番詳細不明です。
![](https://takks58.com/wp-content/uploads/2019/10/SST_SG14_00-1024x629.jpg)
以下の画像をみるとキューブ型ケースを奥に伸ばしたようなケースとなっています。
搭載ストレージは3.5” x 1、2.5” x 2で、ケースファンは120mm x 3と表記されています。
担当の方に話が聞けなかかったためこれらがどこに搭載されるのか不明なのですが、Mini-DTX対応ということで他のキューブ型ケースより余裕のあるケースなのかもしれません。
ちなみに、ケース背面の拡張スロットは2スロットでした。
まとめ
全くの偶然なのですが、先日紹介したばかりのITXケース「SST-LD03」のバリエーションモデル「SST-LD03-AF」とPCIe→M.2変換カード「ECM26」が展示されていることには驚きました。
「ECM26」についてはまだ発売されていないため当然と言えば当然なのですが、「SST-LD03-AF」は予想していなかったため、それだけでも行って良かったかなと思います。
冒頭でも書きましたが、今回時間がなかったため各製品の詳細を聞くことが出来なかったのが致命的だったかなと思います。
次回同じような機会があった場合には詳細を確認できるよう気を付けたいと思います。
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