RADEON 「RX 5600 XT」がCES 2020で正式発表

2020-01-22

2020/1/7~1/10にラスベガスで開催中の電子機器展示会【CES 2020】にてAMDよりRADEONの「RX 5600 XT」が発表されました。

先月「RX 5500 XT」が発売となり、かねてより「RX 5600 XT」の噂はありましたが今回のCESで発売日や価格の情報も公開されたようです。
現時点でITXサイズは発表されていませんが、性能的には発売されるだろうと期待しています。

性能としてはGeforceの対抗モデルとしてGTX 1660 Tiを対象としているようで、プレゼンの資料ではGTX 1660 Tiよりゲームによってですが8~33%ほど性能が高いと謳っています。
(この辺りは実際のベンチマーク待ちでしょう。)

VideoCardz.comなど各種サイトで情報が既に解禁されているので、それらも参考にすると良いと思います。

発売日は2020/1/21と発表されましたが、日本は「RX 5500 XT」の時と同じく発売日が遅くなりそうです。
価格は$279とされていますが、こちらも日本では40,000円近くなる可能性があるかもしれません。
【追記】日本では1/25発売で、価格も40,000円~45,000円ほどとなるようです。

目次

外観

とりあえずリファレンスモデルと思しき画像を置いておきます。

引用元:AMD

その他、発売予定のグラボの画像も既にアップされています。

引用元:VideoCardz.com

個人的な意見ですが、このなかだとリファレンスモデルが一番好みですね。

スペック

比較として、同シリーズの「RX 5700(無印)」と「RX 5500 XT」を並べました。

  RX 5600 XT RX 5700 RX 5500 XT
演算ユニット数 36 36 22
コア数 2304 2304 1408
ベースクロック 1130MHz 1465MHz 1670MHz
ゲームクロック 1375MHz 1625MHz 1717MHz
ブーストクロック 1560MHz 1725MHz 1845MHz
単精度
演算能力
7.19TFLOPS 7.95TFLOPS 5.2TFLOPS
ROPs 64 64 32
VRAM 6GB GDDR6 8GB GDDR6 4GB/8GB GDDR6
メモリバス 192bit 256bit 128bit
メモリクロック 12Gbps 14Gbps 14Gbps
メモリバンド幅 288GB/sec 448GB/sec 224GB/sec
PCIe 4.0 4.0 4.0
TBP 150W 180W 150W
TDP 110~120W
推奨電源 550W 600W 550W
補助電源 8pin x1 8pin x1,6pin x 1 8pin x1
MSRP $349 $279 $169

こうしてみると演算ユニットやコア数などは「RX 5700(無印)」と同じでクロックやメモリの速度が下がっているのが分かります。こうすることでコストダウンを狙ったのかもしれません。

実性能

実際の性能についてはGeforceの「GTX 1660 SUPER」をOCした状態、「GTX 1660 Ti」、「GTX 1660(無印)」と比較した資料が公開されています。

実際の対抗馬は「GTX 1660 Ti」だと思っていますので、その資料を参考までに貼っておきます。

引用元:VideoCardz.com

冒頭でも書きましたが、この資料によるとゲームによって8~33%ほど「RX 5600 XT」の方が性能が高いと書かれています。

「GTX 1660 SUPER」のOCモードとの比較は何故でしょうかね。
(1660兄弟で最新だから、勝ちを誇張したかったのかも?)

価格

重要な価格についてはMSRP(メーカー希望小売価格)が「RX 5700」が$279、「RX 5500 XT(4GB)」が$169に対して「RX 5600 XT」は$279とされています。

正直なところ日本市場でこの価格はあまり参考にならないかもしれません。
発表時点での参考価格になりますが、MSRP $169ではありませんが「RX 5500 XT」の8GBモデルが30,000円前後、「RX 5700」の最安値モデルが約40,000円で販売されているため安くても35,000円ぐらいではないでしょうか。

ただ、そうなると対抗の「GTX 1660 Ti」が30,000円前後で販売されているところにあえてRADEONを選択するというメリットがあまりありません。

消費電力

TBP(TDPではない)は「RX 5500 XT」と同じとAMD公式サイトで記載されていますが、実際の消費電力(発熱)については実機での評価待ちとなると思います。

引用元:VideoCardz.com

参考データとしてプレゼン資料には前世代の「RX 590」より33%低消費電力であり、性能は42%上昇しているとあります。
省電力当たりの性能、いわゆるワットパフォーマンスはかなり向上しているようです。

まとめ

CES 2020で正式発表された「RX 5600 XT」ですが、性能としてはがんばっているとは思います。

ただ、やはり気になるのは価格です。
MSRP(希望小売価格)が$279であるため、日本での実売価格が3万円台前半だとかなり良さそうですが、日本の場合(特に発売直後は)高くなりがちであるため、40,000円近い価格になることも想定した方が良いかもしれません。

2020/1/21時点の情報だと対抗がGeforce「RTX 2060」ではないかと噂されています。
であれば、やはり価格的に35,000円前後で戦ってほしい所です。

【追記】日本での発売価格は最安モデルで40,000弱という、MSRP $279から換算すると信じられない価格設定になるようです。余程のAMD好きの人でない限りはしばらく様子見が良いでしょう。

Mini-ITXケース向けのショートモデルについては「RX 5700」でも発売されたぐらいなので「RX 5600 XT」でも発売してくれるのではないかと思っています。

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