GEEEK「A60」そっくりさんのITXケースBykski Flex「A60」

2020-01-03

タイトルがなんかもうわけ分からん、という感じになっていますが、Amazon(日米両方)で販売されているBykski Flexシリーズ「A60」の紹介です。

一言で言うと、タイトル通りですが、前回紹介したGEEEK「A60」のパク〇ケースです。
見た目がまずそっくりなのですが、何故か機能はそのままではなくケース前面のUSBポートが減っていたり、ケース下部の吸気ファンが無かったりと、残念なところが見受けられます。

価格は2019/10/5時点でAmazonにて14,000円で販売されています。
(価格の違う30,000円越えのページもありますので、ご注意ください。)

目次

購入前の注意点

BykskiのこのシリーズのケースはGEEEKのケースと同様、組み立て式となっています。
Amazon.co.jpの説明文をみると分かりづらいのですが、Amazon.com(米アマ)の説明文に【The case is need your own hands-on assembly.】つまり、【自分で組み立てる必要がある】との記載がありますので、 組み立て式であることはほぼ確定です

また、本ケース「A60」、ライザーケーブルは付属しないので注意しましょう。

外観

引用元:Amazon

スペック

サイズ W155 x H250 x D330mm
材質 アルミ(フレーム)、アクリル(サイドパネル)
対応
マザーボード
Mini-ITX
搭載可能
CPUクーラー
高さ75mm
搭載可能
グラボ
長さ305mm 厚さ55mm
シャドーベイ 2.5” x 2
フロントポート USB3.0 x 1
前面ファン 無し
後部ファン 無し
上部ファン 120mm x 2
底部ファン 無し
電源 SFX

特徴

サイズ

GEEEKの「A60」とほぼ同じです。むしろ良くここまで似せたなと言わざるを得ません。

搭載可能CPUクーラー

CPUクーラーは高さ75mmまで搭載可能となっていますが、GEEEKの「A60」と同様、簡易水冷ありきのケースだと思いますので、ここはあまり重要ではないと思います。
もしラジエーターが取りつかなかった場合にはトップフローの空冷クーラーを取り付けることになりますが、75mmであれば選択肢は十分にあるでしょう。

搭載可能グラフィックボード

長さ305mmのグラボが搭載可能なので、ここは十分なスペースが確保されています。
ただ、ボトムファンが取りつかないので冷却面では不利であり、TDPの高いグラボは取りつけない方が良いと思われます。

ケースファン、ラジエーター

ケースファンは上部に120mmファンを2個取り付けられるという記載されているのみで、下部にファンが搭載できるとは書かれていないため、取りつかないと考えた方がよいです。
また、ラジエーターに関しても明確に〇〇mmのラジエーターが取りつくという表記がない為要注意です。
画像を見る限り240mmラジエーターは取り付けられそうではありますが、ケースを購入してからの判断が無難でしょう。

その他

  • アクリルパネルは傷つきやすいので気を付けましょう。

まとめ

端的に言うと、GEEEK「A60」の廉価版と言いたいところですが、価格で比較しても送料、税金込みでもGEEEKの方が安いという、廉価版になれないなんとも微妙なケースです。
USBポート数やボトムファンなど、何故簡単にコピーできそうなところをコピーしなかったのかが不思議ですね。

正直なところを言うと、このケースのメリットはAmazonで購入が可能=返品がしやすい、というぐらいではないでしょうか。
ただ、意外とこのメリットは大きく、例えばGEEEKから個人輸入して何か不具合が有った時は非常に面倒だと思います。

特に、アルミフレームとアクリルを組み合わせた「組み立て式ケース」であれば、輸送中にアルミフレームが曲がったり、アクリルに傷が付いたりということが想定できますので、そういう意味ではアリなのではないでしょうか。
(個人的にはそうだとしてもGEEEKに冒険しますけど。)

Bykeskiのケース全般に言えることですが、情報が足りていないため正直記事にしづらいという部分があります。基本スペックに関してもAmazon.comの英語の方が変な日本語訳になっていない分理解しやすいですし。

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