ロープロファイルクーラー ID-COOLING ｢IS-50X｣紹介
ID-COOLINGより高さ57mmに抑えられつつも対応TDP130WのロープロファイルCPUクーラー｢IS-50X｣が発売されました。
日本での発売は2019/7時点では未定ですが私が使用しているケースFractal DesignのNode202にちょうどよさそうなので個人的に期待しており、発売されたら購入及びレビューしてみたいと思います。
レビュー記事作成しました→レビュー
目次
参考画像
参照：ID-COOLING
スペック
｢IS-50X｣のスペックを確認しましょう。
| 対応ソケット | Intel | LGA 1151/1150/1155/1156 |
| AMD | AM4/FM2+/FM2/FM1/AM3+/AM3/AM2+/AM2 | |
| 対応TDP | 130W | |
| サイズ | 120x122x57mm(LxWxH) | |
| ファンサイズ | 120x120x15mm | |
| ファンスピード | 600-1600RPM(PWM) | |
| 最大エアフロー | 53.6CFM | |
| 最大静圧 | 1.36mmH2O | |
| 最大ノイズ | 30.2dB | |
所感
｢IS-50X｣はヒートパイプ5本使用しつつも高さ57mmに抑えたロープロファイルクーラーです。対応TDPは130Wということで、Node202に収まりそう(*)且つ良く冷やしてくれそうです。
*Node 202に載せる場合ケース付属のフィルタを外す必要があります。詳細はこちら
更にファンがネジ固定(交換が容易)と思われるため、個人的に期待値の高い商品となっています。
ただし、最大ノイズが30.2dBとありうるさそうなのでnoctuaファンに交換というのが良さそう。
↓noctua NF-A12x15 PWMのスペックはこんな感じです。
| ファンサイズ | 120x120x15mm | |
| ファンスピード | 450-1850RPM(PWM) | |
| 最大エアフロー | 55.5CFM | |
| 最大静圧 | 1.53mmH2O | |
| 最大ノイズ | 23.9dB | |
エアフローも静圧も伸びつつノイズ低下ということで、私が｢IS-50X｣を購入した場合にはファン交換間違いなしです。
懸念箇所
｢IS-50X｣のファンはIOパネル側にオフセットしているため、node 202に搭載する場合、ケースの吸気穴の開いていない位置が被るのではないかと懸念しています。
ただ、公式サイトの画像でファンの取り付け方を選べそうな画像を発見。
IOパネル側に寄せるパターンとメモリ側に寄せるパターンが選べるかもしれません。
IOパネル側に寄せる場合ケースの加工が必要になる可能性があります。
メモリ側に寄せればメモリの上にファンが来ることにはなりますが、加工は不要。メモリとの干渉については画像を見る限り大丈夫そうですが、別途検証の必要があります。
参照：ID-COOLING
IOパネル側に寄せた場合、吸気穴のこの辺(下画像赤丸)と被り、内部のプラスチック部分を加工する必要がでてくるかもしれません。
ケース外側 
ケース内側
まとめ
Fractal Design Node 202に載せられそうな高さ57mmに抑えたロープロファイルクーラーで対応TDP130W。更にファンの交換も容易、メモリとの干渉も避けられそう。
ということで、まだ日本での発売の案内はありませんが期待したいところです。
特にRyzenは冷やすほどパフォーマンスがあがるという話も聞きますので、対応TDPの高いクーラーをつけて損無しと考えています。