CRYORIGのITXケース「taku」再販。モニタースタンドにもなるおしゃれケース。

2020-01-03

CRYORIGの木製足つきのインテリア風ITXケース「taku(製品ページ)」が再販されるとの情報がありました。
ケースの上には15kgまでのモニターを載せることができ、下にはキーボードなどを収納することが可能です。

情報源はCRYORIGの公式ツイッターです。

公式ツイッターによると日本でもうすぐ販売と書かれています。販売終了品かと思っていましたが、そうではなかったのですね。

価格はアメリカで実売約$350となっており、高価なケースとなっています。日本でも3万円越え(4万越えもありそう)はまず間違いないでしょう。

【11/19追記】日本では11/15発売で価格はオープンプライスとなっていますが、Amazonでは約45,000円で販売されています。
(高い・・・。)

目次

参考画像

外観

正面から見るとPCケースらしからぬ外観をしていますが、背面はしっかりとPCケースしていますね。

引用元:CRYORIG

内部構造

内部構造の画像も公開されており、これを見ればどういったケースかはほぼ理解できるかと思います。
画像が小さくて分かりにくて分かりにくい場合は公式サイトでご確認ください。

引用元:CRYORIG

スペック

サイズ W570 x H142 x D310mm(足込み)
材質 2mm厚アルミ
シルバー(白)
対応マザーボード Mini-ITX
搭載可能
CPUクーラー
最大48mm
搭載可能グラボ 最大280 x 40 x 134mm
シャドーベイ 2.5" x 2 , 3.5" x 1
フロントポート USB3.0 x 2、オーディオ、マイク
前面ファン 無し
後部ファン 無し
上部ファン 92mm x 1
底部ファン 無し
サイドファン 無し
電源 SFX,SFX-L
耐荷重 15kg
収納可能
キーボード
460 x 53mm

特徴

サイズ

サイズだけ見ると大きいですが、足の高さも込みであるため足を除いたケース本体部分はかなりスリムになっています。

搭載可能CPUクーラー

対応可能なCPUクーラーの高さは48mmとなっており、同社のC7シリーズの高さ47mmを意識したのでしょう。
C7シリーズ最新の「C7 G」であればTDP125Wまで対応しています。

搭載可能グラフィックボード

長さ280mmまでのグラボを搭載可能で、ここはスリムタイプのケースとしては充分と言えるのではないでしょうか。

厚みは2スロット(40mm)までとなっていますが、2.5”ストレージを搭載しなければおそらくそれ以上の厚みのものも搭載可能だと思われます。

ストレージ

ストレージは3.5” x 1、2.5” x 2となっていますが、2.5”についてはグラボの直下に取り付けになり、グラボの吸気を邪魔する可能性があるため、あまり良い位置とは言えません。
エアフローを気にするのであれば、2.5”は取り付けずにマザーボード上のM.2スロット+3.5”を使用するのが良いかもしれません。

ケースファン

上述の画像を見て分かるように、ケース手前右側の上部に92mmファンが取り付けられます(ケースに付属)が、この位置に吸気ファンがあってどこまでエアフローに効果がでるのかは不明です。

その他

  • ケースの上に15kgまでのモニターを乗せることが可能。(モニターじゃなくても良いですが。)
    ちなみに、私が使用しているAOCの27”モニター(C27G1/11)が6.11kgであるため、見た目より耐荷重はありそうです。
  • ケース下にキーボードを収納可能(キーボードではなくても良いですが。) テンキーレスキーボードとマウスは入りそうですね。
  • ケース内部はトレイ構造になっているため、モニターを乗せた状態でも内部パーツを丸ごと取り外すことができます。(これは便利!)
  • ケース上面両端にケース内部からケーブルを引き出すための穴があり、紹介画像や動画ではそこからLightningケーブルを引き出しています。マザーボードのUSBヘッダーに何か接続して使用するための用途でしょうか。

懸念箇所

  • メモリの高さは52mmまでとなっています。ヒートスプレッダ付きのメモリは高さに注意しましょう。
    (改めてメモリの高さを調べてみましたが、スペック表に高さが明記されていないものが多いのですね。)
  • 吸排気穴は十分に設けられているように見えますが、実際にハイエンド構成で冷やしきれるのかは不安あり。
  • 防塵フィルターは全く取りついていない ので、ホコリがたまりやすい構造になっており、ホコリがたまったときのメンテは必須
    【追記】上部にはフィルターが取りついているようです。

まとめ

本ケースCRYORIG「taku」の発売日は2017年だったようですが、目には留まっていたものの、しばらく在庫切れであったため販売終了したのかと思っていました。
ここにきてまさかの公式ツイッターでの再販情報となりました。

PCらしからぬインテリア風PCというのは物欲をくすぐるところがありますね。
このオシャレ感はさすがCRYORIGというところでしょうか。

ただ、3万円越えの値段は・・・。
4万円越えでした

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