Golden FieldのITXケース「N-1」紹介。ちょっと怪しい?キューブ型ケース

2020-01-03

Golden Fieldの怪しいケースシリーズです。前回は「N-2S」を紹介しましたが、今回は「N-1(Amazon製品ページ)」というこれも同じくキューブ型のケースになります。
当然ながら(?)「N-1」も公式サイトには掲載されておらず、詳細スペックはAmazonのみという怪しさ満点ケースです。 

価格は2019/10/29時点でAmazonにて約4,400円(税込)となっています。
安価なキューブ型ケースと言えるでしょう。

目次

外観

ケースの外観です。この画像では映っていませんが、ケース上部にも吸排気用の穴が開いています。

引用元:Amazon

このケースなんか見たことあるような・・・と思っていたのですが、SilverStoneのSGシリーズで特にSG13と似ていました。

引用元:SilverStone

スペック

サイズ W260 x H202 x D328mm
材質 不明
対応マザーボード Mini-ITX,Mini-DTX(?) (注1)
搭載可能
CPUクーラー
最大160mm
搭載可能グラボ 長さ270mm
シャドーベイ 2.5 " x 1,3.5" x 1 (注2)
フロントポート USB3.0 x 1、USB2.0 x 1,オーディオ、マイク
前面ファン 無し
後部ファン 120mm x 1
上部ファン 無し
底部ファン 無し
サイドファン 無し
電源 ATX

(注1)Amazonの製品ページではM-ATX対応となっていますが、210mm x 170mmまでと表記されています。
Micro ATX(244mm x 244mm)ではなく、Mini-DTX(203mm x 170mm)と考えた方が良さそうです。

(注2)搭載可能ストレージは製品ページには「2.5 " x 1,3.5" x 1」となっていますが、Amazonの製品レビューには側面に2.5” x 2、上部に2.5” x 2搭載可能と書かれています。

特徴

サイズ

W260 x H202 x D328mmで約17.2Lで「N−2S」の約14Lより「N-1」の方が少し大きくなっています。

対応マザーボード

「N−2S」でも同様に書きましたが、Amazon製品ページではM-ATX(210mm x 170mm)対応と記載されています。Micro ATXは244mm x 244mmであるため対応していない可能性が高いと思います。

Mini-DTXが203mm x 170mmであるため、おそらくこちらのことではないでしょうか。先日発売したX570チップセット搭載のASUS「ROG Crosshair VIII Impact」がレアなMini-DTXサイズのマザーボードとなっています。

ストレージ

スペックの項目で注意書きしましたが、製品ページには2.5" x 1, 3.5" x 1搭載可能と書かれていますが、Amazonレビューには【側面に2.5” x 2、上部に2.5” x 2搭載可能】と書かれています。

実際にケース内部の画像を見ると側面と上部にストレージを取り付けられそうなブラケットが固定されているのが分かります。

このどちらかに3.5"を搭載することはできるかもしれません。

搭載可能CPUクーラー

搭載可能なCPUクーラーは160mmとなっていますが、「N−2S」と同様に上部のストレージを搭載する場合には制限される可能性があります。

搭載可能グラフィックボード

搭載可能なグラフィックボードは長さ270mmと、ここはキューブ型ケースにしては充分かと思います。

ケースファン、ラジエーター

背面に120mmのケースファンかラジエーターを搭載することができます。

前面にもファンが搭載できそうに見えますが、ここには電源が搭載されるため、取り付けられないと思われます。電源ファンの吸気用エリアになっているようです。

その他

  • 外装は工具無しで開けられるような記載あり(詳細不明)
  • ファンは付属していません。
  • 裏配線ができそうな表記はありますが、詳細不明です。ケース前面) (内側)にケーブルを通せそうな穴があるのは見えます。

まとめ

詳細不明な箇所が多いGolden Fieldの「N-1」ですが、比較的安価なケースであるため見た目が気に入ったしたのであれば、まずは購入してしまうというのもありかなと思います。

「N−2S」もそうなのですが購入してみないとわからない部分が多いため、ケースを購入してから搭載ストレージやCPUクーラーなどの実際に搭載できそうなサイズを確認するのが良いでしょう。

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