長尾製作所のITXオープンフレーム「N-FRAME-ITX」発売

2020-01-03

長尾製作所から持ち手付きでITXマザーボードが搭載可能なオープンフレーム ver.mini-ITX「N-FRAME-ITX(製品ページ)」が発売されました。

Twitterの長尾製作所公式アカウントからツイートされていましたが、製品ページが既に準備されていたので紹介してきたいと思います。
↓公式ツイート

小型オープンフレーム型PCという感じで、個人的にはこれをベンチ台として購入しても良いかなと思っています。

2019/11/7時点では発売日と価格は不明です

長尾製作所のTwitterより正式発表がありました。

発売日は11/25、価格は約10,800円(税込)とのことです。

目次

外観

外観と言っても、冒頭のTwitterでほぼ全容が分かるかと思いますが、公式サイトからの画像をいくつか引用します。

引用元:長尾製作所

スペック

オープンフレームなだけあって、明記できるところがほぼありません。

サイズ W210 x H315 x D150mm
材質
対応マザーボード Mini-ITX、Mini-DTX
搭載可能
CPUクーラー
別記
搭載可能グラボ 別記
シャドーベイ 不明
フロントポート USB3.0 x 2、オーディオ、マイク
前面ファン 無し
後部ファン 無し
上部ファン 無し
底部ファン 無し
サイドファン 無し
電源 SFX

特徴

サイズ、構造

サイズや構造についても、正直なところ【画像を見た通り】という感じです。
大きな特徴として、後述もしますがグラボの縦置きも可能になっています。

一点、注意するとすれば組み立て式というところでしょうか。

搭載可能CPUクーラー

搭載可能なCPUクーラーはグラボを横置きにする場合は特に制限がありませんが(余程厚みのあるものは除く)、グラボを縦置きにした場合、55mmまで制限されます。
その場合は水冷クーラーを使用するのが良いかもしれません。

ケース(フレーム?)背面には120mm、140mm、240mmのラジエーターを搭載することが可能です。

引用元:長尾製作所

搭載可能グラフィックボード

既に述べていますが、グラボは横置き、縦置きの2パターンが選択可能で、長さについてはフレームからはみ出る構造になっているため、無制限です。
ただし、縦置きの場合ライザーケーブルは別途用意する必要があるとのことです。
更に、縦置きの場合はCPUクーラーの高さが制限されるため注意する必要があります。

グラボの厚み方向は横置きの場合は3スロット厚まで対応、縦置きの場合はフレームからはみ出す方向なのでそこが問題なければ無制限と言えそうです。

引用元:長尾製作所

その他

  • ストレージ搭載エリアについては不明です。
    画像を見た感じだと電源の隣に2.5”が設置されているようにも思えます。
  • 当然ながら、オープンフレームであるためホコリがたまる構造となります。定期メンテナンスしましょう。

まとめ

以上、長尾製作所のITXオープンフレーム「N-FRAME-ITX」の紹介でした。
現時点で発売日と価格が不明ではありますが、ベンチ台としても使えそうですし1台所有していて損はなさそうだな、と感じています。

組み立て式とはなりますが、板金や六角支柱などを組み合わせたシンプルな構造のようなので組立て自体はそこまで難しくないだろうと思っています。
むしろ、その辺はコスト削減になるのであれば歓迎です。

個人的には日本設計、日本製造というところに惹かれますし、日本のものづくりを是非応援したいところです。
(過去の星野金属、Abeeのようにならないことを切に願います。)

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