本格水冷対応オープンフレームMini-ITXケースAntec「Striker」発売
Antecよりロマン溢れる本格水冷対応のオープンフレームMini-ITXケースが発売されました。
Mini-ITXケースとしてはサイズは大きく(W230 x H410 x D420mm)、ミドルタワーほどの大きさがありますが、Mini-ITXマザーボードに絞った本格水冷ケースとは何ともロマン溢れるものがありますね。
発売日は11/9で、価格は約40,000円(税込)となっています。
さすがに高いですね・・・。
目次
参考画像
参照:Antec
基本スペック
スペックだけでは分からない箇所が多いですが、Antec「Striker」の基本スペックを確認していきます。
サイズ | W230 x H410 x D420mm |
材質 | アルミ、スチール(内部フレーム)、ガラス(サイドパネル) |
対応マザーボード | Mini-ITX |
搭載可能 CPUクーラー |
不明(*) |
搭載可能グラボ | 320 x 150 x 60mm |
色 | 白 |
シャドーベイ | 2.5” x 2 |
搭載可能 ケースファン |
後部120mm x 2 or 240 x 1 サイド120mm x 2 or 240 x 1 |
搭載可能 ラジエータ |
後部240mm以下 サイド240mm以下(40mm厚まで) |
電源 | 160mmまでのATX電源 |
(*)搭載可能CPUクーラ高さについては、水冷前提のためか記載がありません。
搭載可能ケースファンとラジエータについては当然ですが、同時搭載は不可です。
全て空冷で組むことも可能なケースですが、水冷でこそ生きるケースではないでしょうか。
特徴
・マザーボードは90℃回転配置で、I/Oポートがケース下向きに取り付く。
・電源は160mmの長さまでのATX電源に対応。
→ただし、ATX電源を搭載するとマザーボードのI/Oポートとのクリアランス(隙間)が小さくなり、ケーブルの挿抜がしづらくなる可能性あり。
・グラフィックボードはライザーケーブル経由でケースの全面に縦置き配置
・水冷用ポンプ設置場所が確保されている。
・ケース後部とマザーボート設置面裏(ケースサイド面)に240mmのラジエータを搭載可能。
・サイドラジエータ搭載場所に45mm幅のケースマネージメントエリアが確保されている。
搭載エリア画像
参照:Antec
A:最大グラボ長さ: 330 mm(320mmとの記載もあり。)
B:最大電源長さ: 160 mm
C:ケーブルマネージメントスペース: 45 mm
D: 水冷用ポンプ設置場所
両サイド画像
参照:Antec
CPUもグラボも水冷化し、ケース後部とサイド(右画像)にラジエータを設置した画像です。
見事なコンパクト水冷ケースですね。
まとめ
本格水冷前提でMini-ITXマザーボード’のみ’対応というかなりニッチなケースが登場しました。
発売日と価格について判明しましたが、やはりケースとしては高価なものとなりますね。
(水冷パーツの方が結果的に高くなる気もしますが。)
懸念事項としては搭載可能ストレージが2.5” x 2となっており、少々心許ない気がします。M.2 が2本搭載可能なマザーボードを選択する必要があるかもしれません。
Antec公式サイト「Striker」ページ下部の画像ギャラリーを眺めると何となくイメージがつかめると思いますので、本ケースを検討する人はギャラリー鑑賞をお勧めします。
売り上げランキング: 322,116
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません