Fractal Design Node 202組立て編

2020-01-03

Fractal Design Node 202掘り下げ第一弾です。
まずは組立て編。組立て自体は取説を見ながら組めば特に問題ないと思いますので、注意点等について書いていきます。

目次

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【基本情報】
組立て編
対応CPUクーラー
専用防塵フィルタ
追加ケースファンの注意点
エアフロー考察

【実験的内容】
エアフロー改善①(無理やりファン増設)
エアフロー改善②(ケースに排気穴追加)
エアフロー改善③(ケーブル長改善)
エアフロー改善④(ケース内の肉抜き)
エアフロー改善⑤(小型排気ファン追加)
グラボ温度改善実験
グラボのファン交換

基本スペック

Node 202の基本スペックを確認します。
メーカー製品ページはこちら

サイズ W82 x H385 x D332mm(縦置き時の寸法。足やスタンドを除く)
対応マザーボード Mini-ITX
搭載可能CPUクーラー 高さ56mm →付属のフィルタを外すことで約61mm
搭載可能グラボ 310 x 145 x 47mm
シャドーベイ 2 x 2.5”
搭載可能ケースファン グラボ側 120mm x 2
電源 SFX電源(奥行き130mmまで)

小道具

このケースに限らずですが、組立て時にこういうネジ等の小物入れがあると便利です。

秋月電子で購入した連結可能な箱です。
PC組み立ての場合は主に入れるものはネジですが、小さなケーブルが入るようなサイズもあるので個人的なおすすめです。
小分けにできるとネジの種類毎に分類できるので非常に便利です。
足りなければ足せば良いですし。

組立て時の注意点

1.取説に記載のないネジ

グラボが取りつくブラケットですが、固定ネジの一本が取説に載っていない可能性があります。
公式サイトの最新の取説を見たら載っていましたが、購入時期によってはまだ載っていないかもしれません。
↓これ。(ネジ頭つぶれてるし、指が写ってるのはやさしくスルー推奨。)

2.線の引き回し

まず、フロントパネルケーブルが下画像1枚目の赤線のように引き回されていると思います(違うかも?)が、グラボと干渉する可能性があるため、画像2枚目の赤線のように通すことを推奨します。
グラボ用の電源ケーブルも同様に青線のように引き回すとグラボを乗せやすくなります。
また、PSUへと接続する電源ケーブルですが、結構キツキツで上手く引き回さないとケースファンとグラボに挟まれることがありますので気を付けましょう。

3. 防塵フィルタ

これは好みにもよりますが、
元々Node 202に付属しているフィルタ、脱着がひじょ~~に面倒で目も荒いため、取り外してケースの外側から別のマグネット式フィルタを貼り付けることをお勧めします。
一応、Node202専用の後から貼り付けられるマグネット式フィルタというものがあるのですが、2019/6現在入手が困難となっているかもしれません。
(詳細はこちらの記事まで。)

左が後付けフィルタ、右がケース付属フィルタ。 そもそも目が粗い。

まとめ

Mini-ITXケース全般にも言えることですが、Node 202はスリムというのもあり結構癖があるケースだと思います。
ただ、この大きさで300mmのグラボが搭載可能というのは魅力です。

おまけ(ネジサイズ)

コメントに依頼をいただきましたので、ネジサイズを計ってみました。
ただ、ネジ外径が3.32mmという何とも微妙な測定結果に・・・。
ピッチの測定が難しいのですが、山の数がネジ長さ約8mmに対して9個なのでインチネジの#6-5/16でしょうか。

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